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知らないと恥ずかしいフリーランス基礎知識10選

フリーランスになると一人ですべての物事を判断していくことになります。そのため割りと基礎的なことを知らないまま何年も過ごしてしまう人が多いです。

下手に指摘するのも怖いのでそのまま何年も・・・というような小ネタのようで実は大事なフリーランスの知らないと恥ずかしい基礎知識をまとめてみました。

フリーランスって結構誰も教えてくれない小ネタ多いよね!

そうそう、間違ってても指摘してくれる上司いないしな。教えてくれるお客さんがいてたら感謝しなきゃな。

常に自分のやり方が正解なのか、疑心暗鬼になるわ!

フリーランスで食べていくには、常に知識欲は必要だな。

先日、Twitterで募集して盛り上がった内容を記事にしました。とても地味なんですが知らずに恥ずかしい思いをしたフリーランスの基礎知識として紹介していきます。

▼元になったツイートはコチラ

【この記事を書いた人】
フリーランス・クリエイターの駆け込み寺
株式会社クリエイティブユニバース
樫本祐輝(カッシー@strive
1985年生まれ 岡山出身大阪在住 フリーランス歴14年&独立支援歴10年。Web制作会社→フリーランスWebデザイナー→ゲーム開発会社→マーケティング会社→NPO法人→フリーランス・クリエイター支援や法人向けコンサルティングで起業・法人化。UI/UXデザインや中小企業のDX支援を手掛ける。2012年よりフリーランスセミナーを大阪・東京にて開催。2013年から続く招待制クリエイターギルド「THE CREATIVE」(有料)。Adobeを始めとする様々な企業と共にクリエイター向け交流イベント「#クリエイター祭り」。家庭も大事にしずっと専業主婦の妻と3児のパパ。これまでお会いしてきたフリーランスは1,000人以上。詳しいプロフィールはコチラ

動画版ができました

動画で解説バージョンをご用意しました。より一つずつの重要度のテンションが分かると思いますのでよろしければ最後までご覧ください!

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源泉徴収税額、仕組みを知らずに不当値下げと勘違い

Twitter歴14年以上の私は過去に3人以上見かけた事例です。

それは「源泉徴収税額」という仕組みを知らずに「なんか振り込まれた報酬が少ないんですけど!」ってSNSでツイートしてクライアントをディスってるケースです。(当然周りの人に教えてもらって分かる)

この源泉徴収税額、言うならば個人の方向けの所得税の前払いの仕組みになります。
結論から言って損でも得でもありません。普通に確定申告すれば損はありません(というか確定申告しないと損する人のほうが多いはず)

厳密には対象となる職業(デザイナーや講師業など)があるのですが、企業によっては「個人に払う場合は一律源泉引く」といった対応をしている企業もあるようです。

源泉徴収税額の仕組み – フリカレ フリーランス研修より

▼より詳しく仕組みを知りたい方に、参考記事はコチラ

見積もり・請求書で「御中」と「様」の意味を知っていますか?

実はあなたも恥ずかしい見積書・請求書を使っているかも知れない・・・

皆さんは「御中」と「様」が「同時に存在してはいけない」ということをご存知ですか?
意外と見積書・請求書のテンプレートを使っていて知らずに陥っている人がいるので身に覚えがある人は今スグ確認しましょう!

意外と知られていない「御中」の意味

「御中」とは組織や団体を指す敬称です。つまりは「そのその組織の然るべきご担当者様へ」という意味になります。そのためその後に担当者名として「○○ ○○様」とあると宛先の意味が重複してしてしまうんですよね。

私が本名を使って例えるとすればハガキの宛名に「樫本家様 樫本祐輝様」みたいな書き方になる感じです。これはちょっと恥ずかしいですね・・・

これが起こる原因としてこのマナーを知らないことももちろんなんですが、配布されているテンプレートなどでどちらにも使えるように記入されていて知らずに・・・という場合があるそうです。

意外とフリーランス歴が長い人でも知らない人いるのでお気をつけ下さい。

消費税できること、忘れていませんか?

これも意外と誰も教えてくれないのですが、消費税については2023年9月までは売上1000万円以下は「免税事業者」という扱いで消費税を収める必要がありません。

その事実があったからか、一部の人は「私は免税事業者だから、顧客に消費税を請求できない」と勘違いしている人がいます。

よくよく考えてみると、仮に消費税を企業に請求するかどうかに関わらず、パソコンなど何かを買う時に消費税を必ず払うことになります。そのため企業に請求していないということはあなたが持ち出して消費税を払っていることになります。つまり損してる。

悲しいことに、会社の事務などは請求書をもらって税込みだったとしても「そういう取引なのかな?」とそのまま処理する可能性も高いです。

このように副業からフリーランス初心者は10%もの価格を請求できるのにも掛からず知らずに損する人が意外と多いのです。自分が請求される立場になって知るか、良識あるクライアントの人が間違ってるよと教えてくれて初めて分かるわけです。

2023年10月以降、インボイス制度が導入されたら消費税を請求できるのは課税事業者のみになりますのでこの話は過去の話となります。

スタバで作業って正気ですか?守秘義務

フリーランスのイメージとして「自由に働ける」などを謳ったスクールの広告など多いです。

しかし、よくよく考えてみて下さい。企業の仕事は「守秘義務」が大原則です。
受けが仕事は10万円だったとしても、その情報が適切な順番で世の中に出なかったことでその何十倍もの損害が発生することがあります。

そのため働いている会社で知り得たこと、取引の中で知った事実などは「公開されている情報」と分かるまでは基本「秘密」です。

これはフリーランスというか「働く社会人のマナー」ぐらいで覚えていて下さい。
信用が地に落ちる危ない行為だと覚えておいて下さい。

と前置きが長くなりましたがそういう観点で見ると本当に「スタバで仕事」って結構危ないってことが分かりますよね。

もし、本当にカフェで仕事がしたい場合はノートパソコンの画面に貼れる「覗き見防止フィルター」という便利なものがあるので買って使いましょう。

節税しすぎるとローンが通らない!?

「俺、節税してるからほとんど税金払ってないよ」みたいな自慢ツイートなど見かけることがあります。

コレは言いかえれば「節税しすぎて私の登録上の年収は低いです」という自慢になります。全然かっこよくないですよね(笑

無駄な税金を払うのは誰もが避けたいです。ですが、過度な節税は時に自分のチャンスを失うことがあります。

その一つがあなたの「所得」が収入として証明する際に「低すぎる」ことです。
そのためローンなどの年収に関する審査で不利になることがあります。

実際に私は以前売上が900万円あったのに200万円の車のローンに落ちました(涙)
特に他に信用悪いことはしていないのにもかかわらず…泣く泣く金利が高いオートローンで車を購入しました。

契約書の基礎知識がなさすぎる問題

契約書があれば安心!とみんな思いがちなのですが、実際契約書は難しいものです。

契約書の事実その①契約書に書いてある内容はすべて把握せよ

まず厳しい事実として契約書は「書いてある内容をすべて把握できる」が最低条件です。
これだけで一気に難易度上がりましたね。でも本当なんです。テンプレそのままとかマジで危ないのでやめて下さい。

どうしてかというと、時と場合によってはあなたにとって不利な条件になることもあるのに自分に不利な条件をそのまま契約書として効力が発揮されてしまうことがあるからです。

契約書の事実その②契約書は互いに添削して合意して締結する

まずちゃんとした契約とは互いに内容をすり合わせて添削しつつ合意をとります。
片方から出された契約書にハンコ押すだけと思っていたら片方にめちゃくちゃ有利は珍しくありません。

有名所でいうと「なにか不備があった場合は乙がすべて保証する」みたいなやつ。
10万円の仕事を受けてなにか不備があって1,000万円の損害が出ました。あなたは納得できますか?w
そんな危険な仕事10万円じゃ当然受けれませんよね。こういうのは普通「請負金額を上限とする」みたいな条件を追記したりします。

このように互いに内容を把握し、添削しあって落とし所を議論し、締結するのが契約書です。
弁護士又は慣れてる人じゃないととてもじゃないと難しいですよね。

契約書の事実その③大企業の契約書が安心とは限らない

大企業から来た書類も安心できません。
大企業は「なんか以前から使ってるので・・・」という現場が法知識ないことがとても多いです。

しかも添削しようとすると「法務部に確認します」と確認に時間もかかる(涙
大手の案件で契約書を交わす際は余裕持って対応に当たりましょう。

請求書に口座名義がないと振り込まれない?ハンドルネームの人は要注意

これも実際にあったノンフィクションです(笑)

とある方から頂いたイラストレーター「山本太郎さん(仮名)」の請求書には口座名義がありませんでした。支払いをしようとネットバンクで進めていくと振込名義に「ヤマモト ジロウ」で出てきて「あれ?」と口座番号を確認して間違いないよね・・・と不安になりながら振込しました。

コレ実は「山本太郎」がハンドルネームで「ヤマモトジロウ」が本名という本名みたいなハンドルネームだったのです。

僕稀に請求書に口座名義まで書かない人が居ますがこういったケースも会って事務手続きする人が驚くこともあるのでちゃんと書くようにしましょう!これからきらきらネームも増えるとこのパターンはより発生するかも知れませんね。

請求書が画像?事務は印刷したいんです

これはもう見出しのままですが、駆け出しの方でたまに使い慣れているPhotoshopやIllustratorなど自分にとって都合の良いソフトで請求書を作って送ってくる方がいます。

しかしですね、バックオフィスの事務の立場からだとそれを書類としてプリントアウトして関係部署に確認することとかあるんです。なのでA4でプリントできるようにちゃんと書類作成ツールなどで作りましょう。

これも社会人のビジネスマナーと理解しておきましょう!

“支払いサイト”を確認し忘れる

意外と「支払いサイト」を知らない人が多いです。
これは案件を受ける際に必ずヒアリングの時点で確認すべきことです。

支払いサイトとは端的に説明すると「商品の請求締め日から実際の支払いまでの期間」を言います。

一般的には原則として月末締め翌月末払い(30日)が定番となります。

しかし極稀に支払いサイトが60日など業界業種によっては違う場合がありますので必ず新規取引時に確認を取りましょう。

変わった屋号、伝わらない問題

一番恥ずかしい思いをしたのはコレかも知れません。
これは私の実話なんですが、当初独立した時は20代前半だったこともあり、英語でかっこいい名前を屋号にしました。

その名も「Strive-eX」(読めない)
これは私が学生時代に作った卒業作品をそのまま屋号にしたものでした。当初フリーランスなりたての頃、これを屋号にしていたのです。

しかし、とある時電話で悲劇は起きました。

「御社名を教えてください」
「はい、ストライブイーエックス。綴はエス、ティー、アール、アイ、ブイ、イー、ハイフン、イー、エックス。最初と最後は大文字で・・・はい、分かりにくくてすみません。。。」

はっず!!!!!!!!!!(恥)

言うまでもなく、その後私は屋号を変えましたとさ・・・

以上、あとから恥ずかしくなる地味すぎるフリーランス基礎知識10選でした。
私の経験があなたの未来の信用を失う機会を回避できることを祈っています。

カッシー

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