こんにちは。カッシーです。
先日無事クリエイター祭り2024の本祭が終了しました。今日は僕がなぜ「クリエイター祭り」のような大変な規模のイベントを年1開催し続けたり、多数の無料のカウントダウンイベントに力を注いでいるのか、その背景をお話しします。これは、僕がクリエイター支援に取り組む根底にある原体験にさかのぼる話です。
「知らないはリスク」 – 原体験から得た教訓
小学生の頃、遊戯王のゲームボーイ版で岡山の大会に出場し、中国大会への切符を手にしました。親に有給を取ってもらい、広島まで遠路はるばる連れて行ってもらったのを覚えています。
しかし、大会が始まると絶望的な現実に直面しました。大会直前に、強力なカードを合成する裏技が公開されていたのですが、家にネットも無く親無しで近所に本屋があるわけでもないので田舎に住んでいた僕にはその情報が届いていなかったのです。当時の僕は、自信を持って戦略を練り、弟とともに考えられる限りのシミュレーションを重ねて臨んだ大会でしたが、情報格差によって全敗を喫しました。
この経験が、僕に「知らないはリスク」という考えを植え付けました。情報がないだけで努力が無駄になる悔しさを痛感したのです。
心を満たすクリエイティブの力
田舎育ちの僕にとって、アニメやゲームといったクリエイティブなものは心の栄養でした。それらがどれだけ人生を彩ってくれたか分かりません。そして今、同じように「面白いもの」「凄いもの」を作り続けるクリエイターを応援したいと心から思っています。
クリエイター支援はお金にならないことも多々ありますが、それでもクリエイターたちのアウトプットを見られることは、僕にとって大きな喜びであり、原動力なのです。
クリエイターが挫折しない、ユメを諦めなくてもいい環境を作るために
15年以上前、フリーランスや副業がまだ珍しかった時代に、体調不良や子育てを理由にクリエイターやプログラマーを辞めてしまう方を目の当たりにしました。21才のキャリアが1年しか無い僕ができて、経験豊富な方々がなぜフリーランスという選択肢を選べないのか?そのときから、「もっと情報を届けなければ」という思いで、ブログを書いたりセミナーを開催したりするようになりました。
クリエイターが正しい知識にアクセスできれば、選択肢が増え、挫折せずに活動を続けられるはずです。今、悩んでいるクリエイターの方に問いたいのは、次のことです。
- その悩みを解決できる知識にちゃんと触れていますか?
- SNSや表面的な情報だけで判断していませんか?
- 業界で食べている人たちが実際にどんな方法で仕事を得ているか、知っていますか?
僕が知る成功しているフリーランスたちは、クラウドソーシングに頼らず、法人相手に紹介で仕事を回しているケースがほとんどです。営業が苦手な方も、プロの営業マンと組むことで道が拓けることもあります。口コミ・紹介で仕事の9割が回っているということも珍しくありません。それは法人化した今でも同じです。
「クリエイティブな人に幸せ。」を目指して
「クリエイティブハッピーライフ」――これは、僕が掲げる合言葉です。クリエイターが自分の努力が報われる環境を整え、良いものを作ることに集中できる未来を目指しています。そのために、必要な情報や信頼できる人脈を届けたいと思っています。
僕自身の活動が、関わるクリエイター仲間たち、そしてこれからクリエイターを目指す人々の力になれるよう、これからも挑戦を続けます。
一緒に「クリエイティブハッピーライフ」を創っていきましょう!
カッシー