未来クリエイティブ論

クリエイティブユニーバースが掲げる「誰もが未来を描いて輝ける社会へ」を実現するために個性を輝かせ、個(星)でもチーム(星座)でも多数(銀河)でも個性を持って輝けるを実現するために「未来クリエイティブ論」を提唱します。

一言で言えば「欲しいと願う未来を創造(想像)し、デザインし、実現する」ための考え方です。

クリエイティブユニバースでは、個人向けの支援から中小企業の支援、クリエイティブ・PR・DXなど様々な領域において伴走支援を提供しています。

そういった活動の中で見えてきた「成長し続ける人や企業」の共通点や、私達の提供するコンサルティングが大きく貢献したことなどを踏まえて何が大事なのかが見えてきました。

私達が提供するのは個人でも企業でも今よりももっと明るい未来を描き、実現することです。それは数字だったり、人だったり、ポジションだったり様々です。ですが、成長していく上でより今の時代に合ったアプローチは必ず存在します。

「設計」ではなく、「創造」が必要だった

クリエティブユニバースの強みは「設計力」でした。これまで見たことがない画面を作ってほしい、こういう結果をもたらす仕組みが欲しい。こんな人生にしたい。そういった課題解決を実現することが、ご依頼者の理になると信じてきました。

しかし、何年も活動していく中で1つ課題が出てきました。
設計をするために一緒に対話する中で、お客様が求めていることの一歩二歩先まで考えて設計を提案していくときに、その未来のイメージが沸かないと言われることが増えてきました。でも、それを今ココで実現しないと根本解決にならない。でも実行することはできない。お医者さんに例えるならば原因を見つけてあげたのに、治療はしたくないと言われる感覚でした。これは個人でも、企業でも同じことが言えるのです。

私達は原因を探しはじめました。
どうすればこの設計を信じてもらえるのか?どうすれば治療してもらえるのか?

いくつか共通の課題が見えてきました。
・短期的なアクションになりがち
・人々の心に残るインパクトを残せない
・アセット(資産)を積み上げる思考が弱い
・人の大切さやチームワーク、可能性を軽視している
・意思決定の共通の判断軸や世界観を持ち合わせていない
・今の世の中で重要とされる知見を活かせれていない(ブランディング、AI、DXなど)
・マーケット感を把握できていない

つまり、長期設計してまで欲しいと思える未来を想像できていないと分かってきました。
しかし、本当に欲しいものは長期設計をしなければ手に入らないものが多いです。短期で結果を出すためには潤沢な資金を投下する、有名な人の手を借りる。しかし、それは場当たり的な対応でしかなく、継続性に乏しい手段でしかありません。

多くの悩みを解決していく中で、顧客が本当に必要だったものは成長し続けるために人、お金、経験、ファンが増え続ける仕組みを持ち、常に資産が増え続けることで時代の変化や実現したい未来に対してアクションが起こせる。

そこまでしてでも実現したい未来を見つけることで、設計を実行するための最後のピースが揃うことが分かってきました。

私達は、ただ課題を解決するのではなく、本当に渇望するような未来を考え出すための「未来クリエイティブ」。そして何が大事なのか、何を積み上げるべきなのか、そのための「未来デザイン」、それを実行していくための計画の「未来プロデュース」、これらをクリエイティブユニバースは行動の軸として持ち、専門的な知見を持つ集団となるべくアクションを起こしていきます。

未来を実現するための論理(ロジカル)と感性 (アート)

様々なコンサルティングをしていく中で傾向があることが分かりました。
とある人・企業はものすごくロジカル。数字を判断軸にし行動していきます。
一方とある人・企業はものすごく感情的、人の感情を大事にし、御縁を繋いでいきます。

一見強みがあり、問題ないように思えますが私達のように長年伴走支援をしていると、どこかしらで躓くタイミングが出てきます。そんなとき、いざ打破するために少し違うアプローチを突破口にしなければなりません。それはときに自分たちが大切にしているやり方とは違うアプローチになることもあります。

いくつか例を紹介しましょう。
とある企業はとても素晴らしい活動をし、素晴らしい実力を持っている会社です。ですが、言葉で「◯◯が強み」「自信があります」と説明しても言葉ではその温度感が全然伝わりません。数字を並べても、実績を並べても伝わりません。

しかし、その突破口が「アート表現」になることもあります。一見お金にならないようなアクション。でも、自分たちの世界観を伝えたいという気持ちを伝える上で「見た目だけのインパクトと、その裏の背景ストーリー」のセットはとてつもない武器となります。

これは個人でも言えることで、ただ仕事が欲しいと営業するクリエイターよりも、何かしら世界観を伝えるアート活動をしている、趣味の活動を全力でしている。そんな人が自然と仕事や人が集まってくる引き寄せと似ています。

逆のパターンもあります。

たくさんの人を扱う立場であり、人の感情をたくさん扱う仕事で、ユーザーに価値を与えるためにはDXを実現したり、スタッフがデータサイエンスの知識を持つなどして、今の時代に合った最低限のロジカルな知識を持つことで、より一層ユーザーに価値を与えることができるようになります。

アーティストが経営を
経営者がブランディングやアートを
企業が個の感情を
個が企業の感情を
そういった論理と感性のバランスやアクセル・ブレーキの使い分けが必要です。

お金を稼ぎたい。営業・・・ではなく、経営やマーケティングを学び、戦略を実現しないといけない。

人手が足りない。派遣やインターン・・・ではなく、共に働き、チームとして生産性を高める文化を持たないといけない。

認知が足りない。露出・・・ではなく、人の記憶に残るインパクトやストーリーを生み出さないといけない。

そういった本質的なことを見抜きつつ、次のステージに上がっていくためにはどのようなアクションが必要なのか?それを見極め実行するお手伝いをクリエイティブユニバースでは実現したい。私達はその手段としてデザイン設計、DX、PRなど総合的な支援を可能にしています。

時間が答えを出してくれる「構造」を創る

クリエイティブユニバースでは、経営や戦略設計について相談されることが多いです。

問題を解決するために、重要なのは「構造」を理解することです。これは自社の事業モデルだったり、社会の動きだったり、ITの進化だったり何がどのような方向に向かっているのかを見定める力がとても重要なのです。多くの問題はこの「構造」を正しく理解していないことから始まります。

ものすごく価値あるものを創った。でも、人々の目に触れる機会がない。
とても良いコンセプトを持っている、でも、それが人々の記憶に残っていない。

構造を考える上で大事なのは「小さな0→1」、「確実な0→1」と「それがどこに向かうか?」です。
個人であればあるほど小さな0→1は重視しますが、どこに向かうかは大義は見つけれてない、逆に大きな企業になるほど大手病・日本病のようなものに陥り、「小さな0→1」、「確実な0→1」を軽視しがちです。

未来のための構造を持つというのは、とても難しいです。答えが出るのが5年、10年、それよりももっと先かもしれません。

ですが、多くの人は短期の結果を望むだけで、小さな資産で喜んでいるのが現状です。

クリエイターであれば、仕事獲得・営業に困らないだけの世界観やアウトプットを持つ。
経営者であれば、スタッフが心から成長させたいと誇りに思う事業やコンセプトを持つ。
大企業であれば、社会に必要とされる関係値を持ち続ける。

そういった長い目で見た戦略設計・経営デザイン・組織改革が必要です。
私達はこれが「見える」ことに自信を持っています。でも、これを理解してもらうにはとても時間がかかるものです。だから私達は個人も企業も低額でも長く付き合える伴走支援にこだわっています。

課題を抱える共通点は”人の重要性”不足

多くの企業が、未来にシフトしていく上で大きな壁になるのが”人材”です。良い人・企業かそうではない人・企業の分かれ道といっても過言ではありません。どんなに素晴らしい絵を描けても実行できる人間が居なければ物事を達成できません。代わりはいる・・・と言いながら結局ここに困ることになります。

私達が伴走していく中で良い企業は「インターンの応募が多い」「求人が真摯」「新しい人を業務に丁寧にランディングできる」「文化・コンセプトを持っている」「産休後に戻って来たいと言われる」など、優秀な人がどんどん集まり続ける傾向にあります。

せっかく業務を覚えた人が退職してリセット。採用にも教育にもコストが掛かり続けます。
チームのパフォーマンスも上がらない、生産性も増えない、新しいアイデアを出して改善したいと思わない。
そんな死んだような組織になっていくと悲惨なものです。

こういった傾向は”人を大事にしているか?”という視点で、その人の成長の傾向によく出ます。

どんな言葉を伝えているのか?
関わる人達の時間や関係値の大切さをどのように考えているのか?
自分の部下や顧客にどんな未来を示しているのか?
これからどんな人達と関係性を持っていくのか?

これから人口減少が進む中で優秀な若者が冷静な目で世の中を見ていく経済の中でどう立ち回るのか?ものすごく問われています。

私達がDXを依頼してくるお客様は「少ない人数でも成果を出せる仕組みを実現したい」「若い人たちが多い現場が困らないためにDXしたい」といった声から始まります。経営者の方針だではなく、そこにいる人たちの感情を大切に思い、その人達に投資する結果がDXなのです。

PRも同じです。困ってる人に自社のノウハウを届けたい、こんな面白い事例があることを発信したい。誰かの想いに応えたくてPRという手段を使います。

我が社が取り組むクリエイター支援のクリエイターでも同じです。企業や発注者の気持ちをどれだけ汲み取れるか、欲しい対価に対して相手が喜んでもらうためにはどのようなことができるか。

そういった一歩一歩の歩み寄りが、人の心を動かすストーリーになっていきます。
しかし、それだけしておけば良いわけではありません。

文化・感性を持つことの強さ

人ファーストであれば、成功するのか?そんな単純な話ではありません。同じようなサービスを提供する人が多い中では、ただ歩み寄るだけではまだ足りないのです。

重要なのは結局のところミッション・ビジョン・バリュー(MVV)です。あなたがどこに行こうとしているのか?そのほう方向性はとても重要です。でも、これを飾ってキャッチコピーとして終わっている人や企業が多いのも事実です。

重要なのはこれら方向性を示した上で、そのプロセスを共有することが重要です。

正直MVVを伝えたとき、多く人は忘れます。スタッフであれば行動の判断軸になりませんし、伝えた顧客は次会うときに忘れている人が大半です。

しかし、プロセスを発信し続けるとこれが大きく変わります。ちゃんとその方向性に向かって進んでいる、試行錯誤し続けていることは何よりも代えがたい信用であり、専門性であり、その人や企業の独自のカルチャーでもあります。

最新のツールを使いこなし、働き方をアップデートすること
人の感情を大事にし、やりがいや性格にあったチームビルディング
営業しなくてもリピートや紹介で積み上がっていく顧客
みんなが本気でプロジェクトを成功させたいと熱く行動していく

これらを”理想”で終わらせるか、”当たり前”にするかはあなたがこの未来を望むかどうか次第なのです。

そしてもしも望むのであれば、それにあった「構造」を作り出す必要があり、そのために「設計」を考えなければなりません。そしてその「設計」するためには時間が経てば経つほどその理想に近づいていきたいと思える「未来」をイメージしなければなりません。

その構造のアウトプットが「文化(カルチャー)」となり、それを良いと思える「感性」を持つ人が集まり一緒にあなたの未来に向かって動いてくれる仲間になっていきます。

未来クリエイティブ論は「理想」を「目標」にする

「そんなの理想だ」と言われる中で私達は「あなたならできる!」と思って提案します。
もちろん、費用や時間はかかります。でも、それが叶うのであれば一緒にその理想に向かって走るお手伝いを私達はできます。

UXもDXもPRもIT・クリエイティブ技術スキルではなく、人の心をどう動かすか?という特殊なノウハウなのです。

クリエイティブユニバースはこれらを強みに、個人のクリエイターが活躍できるようになったり、企業がより成長したりするお手伝いをしています。それは「理想」を「目標」に変えるということ。そのための創造・設計を一緒にやっていきましょう。

あなたがその未来をどうしても実現させたいと思ったとき、一緒に未来を作っていくパートナーとしてクリエイティブユニバースという宇宙のような様々な可能性を持つ未来に向けて、個(星)でもチーム(星座)でも多数(銀河)輝けるを創ることをご一緒できれば嬉しく思います。

Creative Happy Life!

クリエイティブユニバース代表
事業戦略クリエイティブプロデューサー
樫本祐輝

p.s.今後、この未来クリエイティブ論をより理解してもらうための情報発信を続けたいと思います。