女性に長年ずっと人気の職業といえば「デザイナー」です。感性を武器にしたり、自分で想像したものを作り上げる楽しさ、一つの仕事の規模感など様々な理由もあります。
デザイナーと言っても現在は多岐にわたり、従来のロゴや名刺など手掛ける「グラフィックデザイナー」、皆さんご存知Webサイトを作る「Webデザイナー」、最近では「UI/UXデザイナー」(アプリやWebサービスのデザイン)なども登場しております。デザインを学ぶということはそれだけたくさんの選択肢を掴める可能性を持つこともできますので、昔からあるお馴染みの職業ながらまだまだ未来がある職業です。
今回は姉妹サービス「オンラインスクール フリカレ」のデザイナー講座「デザインクエスト」を担当して頂くフリーランスWebデザイナーの山本まゆ先生とフリーランスデザイナーのまつや先生のインタビューを行いました。
【この記事を書いた人】
フリーランス・クリエイターの駆け込み寺
株式会社クリエイティブユニバースCEO
事業戦略クリエイティブプロデューサー
樫本祐輝(カッシー@strive)
1985年生まれ 岡山出身大阪在住 Web制作会社→フリーランスWebデザイナー→ゲーム開発会社→マーケティング会社→NPO法人→再びフリーランス→フリーランス・クリエイター支援や法人向けコンサルティングで法人化。2012年よりフリーランスセミナーを大阪・東京にて開催中、2013年から続く有料フリーランスコミュニティ「TheCreative」を運営。「#クリエイター祭り」など様々なイベントを開催する。家庭も大事にしずっと専業主婦の妻と3児のパパ。これまでお会いしてきたフリーランスは1,000人以上。詳しいプロフィールはコチラ
プロフィール

山本まゆさん(フリーランスWebデザイナー)

子供の頃からものづくり・かわいいものが好きで、一般の大学に進学するも中学の時にデザイン素材の配布をした時の楽しさが忘れらず、広告会社の営業職を辞めてクリエイターを目指すことを決意。
働きながらwebデザインスクールに通い、クリエイターコミュニティへの参加をキッカケに他業種との繋がりができたことで、デザインの仕事を任されたり、デザインセミナー開催経験などで自信がついて独立。これまでパッケージなど印刷物のグラフィックからwebデザインまで様々な業務を経験。
現在は、企業向けデザインセミナー、Webサイトの立ち上げ支援、コロナ対策デザインメニューの立ち上げ、受注業務(デザイン・コーディング)など、幅広く活動中。
さらに今後はこれからの時代に合わせてデザインの表現を広げるために動画制作にも挑戦中。
●実績作品


まつやさん(フリーランスグラフィックデザイナー

物心ついたときから絵やアートに興味を持ちながら育つ。学生時代にデザインのビジネス思考に惹かれ、以後10年以上ビジネスの現場でデザイン業務に従事。これまでデザイン会社、オンラインショップ事業、ストックフォト事業などを渡り歩く。現在はフリーランスのグラフィックデザイナーとして活動しながらデザインの初心者向けの講座を設計・開発。
デザインして終わりではなく、そのデザインが生み出す結果までを考えた設計をしたいとマーケティングなどを実践。
Photoshop、Illustratorは15年以上の経験があり、これまで培ってきたデザインの現場経験をこれから学ぶ人に分かりやすく伝えていきます。
●実績作品



デザイナーになったキッカケはなんですか?

媒体を問わずフリーランスデザイナーとして活躍されているお二人にお話を伺います。

二人同時は初めてなのでちょっと不思議な感じがしますが、
デザイナーとして活動している「山本まゆさん」と「まつやさん」のお二人にインタビューをしていきたいと思います。
まず山本まゆさんから、フリーランスやデザイナーになったきっかけを教えていただけますか?

小さいときから絵やイラストが好きだったんですけど、普通に生きていたらなぜか大学で心理学部に入ってしまいました……。
デザイナーに憧れていましたが、就職しようと思ったらポートフォリオがいるとか、Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)の知識がいると言われて、「無理や!」と 思って一度諦めてしまったんですよね。
それで自分が人と話すのが苦手なので「営業になったら苦手を克服できるんじゃないか?」という考えから、営業職につきました。
でもテレアポばかりでかなりきつくて、少し気持ちが病んでしまった時に、自分のやりたいことって何だろうと考えなおしたんです。
そしたら「やっぱりデザイナーになりたい」という気持ちが大きく、 営業を退職をして職業訓練校に通ってからデザイナーになったのがきっかけです。

営業職はやっぱり現場がきついとか、相性が悪いと続けられないですよね。
フリーランスになったきっかけは?

職業訓練校を卒業してからは、バイトや派遣で経験を積むキャリアアップの仕方をしていました。
ただその時、仕事が決まっていない間にいろんなことが動き始めて、自分だけにいろいろ他の仕事をお願いできないかと言われることが増えてきて、「自分でも仕事を取って経営をやってみたい」と思ったのが、フリーランスになったきっかけですね。

なるほど、デザインを作るだけじゃない領域にも挑戦したくなったのですね。
まつやさんのデザイナーになったきっかけを教えていただけますか?

デザイナーになったきっかけは、もともと私も図工や美術が得意で、絵を描くことも好きだったので、当たり前のように美術科のある高校に入りました。
でも絵を描いたり油絵をやったり美術全般を学んでいた中で、「絵を描くのってあんまり食べれないらしい」って聞いたんですよね。
高校生の時はあまり知識もなかったし、周りに詳しい人もいませんでした。
絵は書きたいけど食べれない、でもデザインはビジネスに直結しているので仕事がたくさんあるらしい、っていうのを知って「じゃあデザインをやってみようかな」と思ったのがきっかけです。
それで高校2年生の時に選択授業でデザインをとって、 それからはずっとデザイン系の仕事をしていますね。

高校にデザインの授業があるんですね、さすが美術科……!
フリーランスになる前は会社に勤めていたのでしょうか?

美術科だったので他には建築とか染色とか、いろいろありました。
その中でデザインは就職率がいいらしいと。
フリーランスになったきっかけは、ずっと会社や企業でデザインの仕事をしていると個人的に仕事をもらうことも多かったんです。でも自分で仕事を取り続けるのって、大変なことじゃないですか。
会社に入ると会社から仕事はもらえる状態なので、それが会社のメリットと思っていたので、ずっと会社員でやって行こうと最初は思っていました。
でも一番最後に就職した会社が、フリーランスの人たちとよく一緒に仕事をする環境で、他にも在宅勤務で働いている人たちのことを知って、フリーランスの働き方のイメージが明確に湧いてきました。
こういう風にやればいい、というのがわかってきたので、 自分もやってみようかと思ったのがきっかけです。
デザイナーになってからの失敗談は?


実際にクリエイターやフリーランスになってからの失敗談などはありますか?

派遣で行ってた会社で、絶対ディレクターさんの言うことを聞かなきゃと思っていた時期があり、ディレクターさんに「このボタン押したらいけるよ。押してみて」と言われたので、その通り押したらデータが全部消えるっていうトラブルがあって……。

ええっ!?

もちろん私も「えっ!?」となって、ディレクターさんに聞いたら我関せずみたいな感じで、いろいろ問題になりまして……。
人を簡単に信じちゃいけないなと……。

トラウマ体験じゃないですか……。
ちゃんと自分も知識を持って、相手の言っていることが大丈夫かどうかわかるようにすれば良かったと、言うことですね。
まつやさんの失敗談などはありますか?

失敗はありますね。
スケジュールの話なのですが、お客さんに「なるべく早く欲しい」といわれて、どれくらいの納期か、と聞くと本当に早めでお願いしますってことがあったんです。
でもよくよく話を聞いていくと「できれば早く」というレベルで、 例えばサービスをこの日にリリースするからこの日までに欲しいというわけではなく、 ただ気持ち的に早く欲しかっただけだったようで……。

スケジュールに関しては、フリーランスや個人になってから悩む方は多いですね。

無駄に急がされたわりに、実際に使うのはかなり先だったということがあって、寝不足になりながら急いで作ったのにあまり意味がなかったんです。
でもそれって交渉すれば、納期は意外と伸びたなと。
自分の生活を犠牲にしても急がなきゃと思っていたので、本来交渉したら良かったはずのことをそのまま受けてしまったせいで、振り回されてしまい失敗したなぁと思いますね。

自分で締めなくていい首を、自分で締めてしまったと……。

そうですね。無茶振りをそのまま受けてしまいました。
デザイン会社にいた時は営業の方が確認してくれていたので、あまり意識していなかったんですが、フリーで仕事を受けたとき、その部分は油断していたなと思います。
デザイナーになって印象に残っている嬉しかったことは?


デザイナーをしていてをしていて嬉しかったことや、印象に残っていることを教えていただけますか。

小さいことなら、デザインが一発で通ったりとか、ミスなく納品できたりとかですね。
私はけっこう自分のスキルに自信がない方なんですけど、
それを伝えた上で「この値段だったら他のデザイナーにお願いした方がお客さんは幸せになるかもしれない」 という旨を伝えた時に、お客さんに「いやあなたがいいんです」と言われた時はやっぱり嬉しかったです。

お客さんから信頼を持ってもらえてる、というのはやはり嬉しいですね。
まつやさんはどうですか?

やっぱり作ったものをお客さんにすごく喜ばれた時ですね。
中国人のご夫婦が運営している中華料理店のメニュー作成の依頼を受けた時なんですけど、スタッフもほとんど中国の方で、日本語があまり通じなかったりとか、どういうことをすれば日本人のお客さんが喜んでくれるかわからない、という悩みがあったんです。
なので中華料理の辛さを5段階表示でデザインに盛り込んでみたり、中華料理は見た目がきれいなので写真を大きく出したりとか。
分かりやすくかつ、中国人も日本人もどちらにも喜んでもらえるようなメニューづくりを意識すると、スタッフの皆さんからすごく喜んでもらえて、 お店のお客さんからも評判が良かったので、 とても嬉しかったですね。

まさに誰のためにデザインをするか、ですね!
スタッフの方だけではなく、お客さんにも喜んでもらえるのはいいデザインの証拠ですね。
仕事の流儀。仕事をする上で大切にしていること


嬉しかったことや失敗談にも通じると思うんですが、仕事をする上で大事にしていることや、仕事の流儀があれば教えていただけますか?

私は「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」を大切にしています。
自分も返事がないと気が気じゃなくなるタイプなので、お客さんにそういう思いさせたくない、というのがあります。
たとえ答えが出なくても、これまでに答えを出しますなどの連絡をするよう意識しています。

なるほど。余談ですが、僕も初期に入った会社で「ホウ・レン・ソウができてない」と注意された事が……。
まつやさんが仕事の上で、大事にしていることはありますか?

私は楽しくやる、ですね。
いろんな仕事があると思うんですけど、その中でも仕事に楽しみを見出して、できるだけ自分を上げてやるって言うのは意識しています。

デザインも自分の気分やテンションが、製作パフォーマンスに反映されますよね。
心の安定やモチベーションの維持も大事ですね。
仕事の中でデザイナーとして意識していることは?

仕事の中で、デザイナーとして技術面や制作面で気をつけていたり、意識していることはありますか?

自分で使うデータは結構散らかっているんけど……、人に渡すものは書き出しやすいようにとか、人の手に渡っても大丈夫なように意識してつくっています。

人からもらったデータが使いにくいと、地味にストレスなので、その配慮はありがたいですね。
まつやさんはどうですか?

新しいものを常にチェックするというのは心がけています。
あとは例えばメニューをつくるにしても、メニュー表だけを参考にしない、別の内容のデザインも参考にします。
海外ドラマとかが好きなので海外のデザインを参考にしたりと、全く同じものから同じデザインを持ってこない、というのはすごく意識しています。

それは大事ですね。同じものばかり見ていると、似通ったものしかできないですもんね。
山本まゆさんは、新しいものを取り入れるときはどうされていますか?

日頃からTwitterとかで情報収集をして、こういう技があるんだ、じゃあ使ってみよう!みたいな感じで、デザインに取り入れたりはしていますね。
どんな環境・道具で仕事してますか?


お二人ともデザイナーなので共通して使っているIllustratorやPhotoshopなどのソフトがあると思いますが、それぞれどんな環境でどんな道具を使っているか、または仕事のために契約しているサービスなどを教えていただけますか?

iPadを使ってラフを描いたり、Pinterest(ピンタレスト)でデザインのアイデアを探したり、他にはInstagram(インスタグラム)で制作過程の動画を見て、どうやってつくっているのかを見たりしています。


●Pinterest(ピンタレスト):Web上にあるさまざまな画像を集めてブックマークできるWebサービス

なるほど、Adobe公式にもチュートリアル動画がたくさんあったり、制作過程が見れる動画も最近増えてきましたね。
まつやさんはどうですか?

素材サイトはよく利用していますね。
案出しに関しては手描き派なので、iPadやパソコンは使わず紙にババッと描きながら、頭の中を整理してからパソコンでおこすという感じですね。

見た目だけではなく、ユーザーがサイト上でどんな順番で行動を起こすのかまで想像して、構成を考えているのがわかります。


案出しのやり方はお二人で分かれましたね。素材サイトはどこを利用されていますか?

Adobe Stock(アドビストック)ですね。あとは写真集などもよく参考にしています。
●Adobe Stock(アドビストック):Adobeが提供する写真や画像を始めとした有償の素材サービス
デザイナーに向いているパソコンはMac?Windows?

なるほど、他にお二人共MacBookProを使われていますが、Macのパソコンを選んだ理由はありますか?

最初はWindowsを使っていたんですけど、電源を入れて起動までの時間が長くてイライラしちゃう……ことがありました。
けっこうメモリも積んでいるのに初動が遅くて嫌になって、周りがMacを使っているのを見てスリープからの起動も早く、よし乗り換えようと。そこからはMacですね。

私もいまはMacなんですが、以前は会社ではMac、自宅はWindowsを使う生活をしていました。
でもWindowsって更新がすごく多くて、何回かプログラムの更新で全然動かないことがあって少しストレスに感じたのと、今まではお客さんにWindowsの方が多かったのでメインにしていたのですが、今はMacのお客さんも増えてきたので、Macに変えてもいいかなと。

なるほどありがとうございます。
初心者の方だとどっちのパソコンを買うべきか迷う所なので、お二人がMacを選んだのは作業に集中したいというところが大きそうですね。
デザイン制作にお馴染みの制作ソフト
●Adobe Illustrator:Adobeから提供されているデザイン制作ソフト。印刷やロゴデザイン、DTPの現場でよく使われるおなじみのソフト
●Adobe Photoshop:Adobeから提供されているデザイン編集ソフト。写真や画像加工、デザイン作成など、デザイン全般の現場で広く使われるソフト
プライベートではどんなことをされていますか?


ここまで仕事の事をお伺いしましたが、 次はプライベートについてお聞きします。
特にフリーランスは、生活のイメージが湧きにくい方も多いのでぜひ教えてください。

仕事はある時にがっとまとめてやっています。
それ以外は、オンラインでゆっくりしていたり、実家に帰って猫と戯れたりする時間はあります。



これは癒やされる…!ZOOM中に猫やペットが紛れる光景は和みますよね。
まつやさんはどうですか?

家の近くに自然公園があるので、 一日一回外に出たりとかはしてますね。
後は木津市場が大黒町にあるんですけど、朝一にエビとか鮭とかを買いに行って、ちょっとした旅行気分を味わいながら過ごしたりします。

それは羨ましいですね!
僕の家の近くにも市場があるようなのですが、規模がでかくて未だに行けてませんね……。

ちょっと勇気いりますよね、でもめっちゃ楽しいですよ!
将来やりたいこと、これからの展望は?


次はお二人のこれからの展望についてお聞かせください。
フリーランスとしてでもいいですし、将来やりたいことでもいいので教えていただけますか?

最近結婚をしたんですが……、夫を養えるぐらいにはなりたいですね。

ご結婚おめでとうございます!
夫を養えるくらい稼ぎたい、その心は……?

今けっこう夫に負担をかけていて、好きなことをさせてもらっているので、夫にも好きなことをできる環境を作ってあげたいんです。

とても素敵な理由じゃないですか……!
まつやさんの今後の展望は、どのようなものでしょうか?


私はネットショッピングがめっちゃ好きなので、ECサイトのページを作ったり、それに関する仕事をしてみたいです。
コロナの影響で、ECショップは盛り上がりつつあるじゃないですか。その中で事業の差別化が難しくなっているので、そこをなんとかしたいと思っています。

実店鋪からECサイトに販売の場を広げる方は増えていますもんね。
手探りでやっている方も多いはずなので、まつやさんのような方を必要としている方はたくさんいそうです。
これからデザイナーを目指す方へ

これからデザイナーを目指す方に向けて、お二人からアドバイスやコメントなどをお願いします。

私もデザイナーを目指すとき、どうしたらいいか分からないし、なにから始めたらいいかわからない、本を買っても意味が分からないみたいな、八方塞がりになったことがあります。
でもそれって人との出会いや人から教えてもらったらすごく簡単に進むことだったりするので、これから目指す方には、自分だけで解決しようとしないで、人に聞いてみたり、スクールに通ってみたりするのがおすすめだと思います。

全部自分でなんとかしようではなく、視野を広げて人と出会うことで、活路が見えることもありますね。
まつやさんはいかがでしょうか?

これからデザイナーを目指す方は、今まで他の仕事をしていた方が多いと思います。
その状態って今までのことが「全部無し」になるんじゃなくって、いままでのことが前提でそれがデザインの仕事にも活かせる部分って、けっこうあると思います。
全く1からというよりも、今あるものに上乗せするという気持ちでデザイナーを目指すと、 その人らしいデザインができると思います。

確かに元営業経験者だと提案を上手に乗せられるとか、その業界の知識を持っていたから、業界に強いデザイナーになれたとか、いい話はたくさんありますもんね。
「デザインセンス」が無いとデザイナーになるのは難しい?

デザイナーを目指す時によく言われるのが「デザインセンスがない」やデッサンの経験がないことを気にされる方が多いですが、お二人はどう思いますか?

私もデッサンの経験はなくて、専門学校に通っていた経験もないので、私も憧れは持ってました。
でも目の前のお客さんに喜んでもらったら、経験がなくても大丈夫だなと感じたことはたくさんありますね。

基礎はもちろん大事ですが、それよりも目の前のお客さんに喜んでもらえるものを作るほうが、重要ですね。
学校でデッサンなどを経験されていたまつやさんは、どう感じますか?

デザインやデッサンは筋肉に近いと思っていて、練習して何回も筋トレをすると、ムキムキになっていくじゃないですか。
でもやらないと衰えていくのと全く同じことで、今からでも鍛え始めると自分で鍛えられていく様子がわかってくるので、筋トレにハマる人みたいに初めが一番しんどいと思いますが、やってみてほしいなと思います。

はじめがラスボス現象ですね。 確かに筋トレと思うとわかりやすいですね。
デザインセンスもデッサン経験もなければ鍛えればいいと。
デザインクエストについて一言


お二人には、フリラボの姉妹サービス「フリカレ」のデザインクエストの講師を担当していただきます。
デザインクエストについて、それぞれ簡単にご紹介していただけますか?

デザインクエストの講座内容を私たちで考えているんですけど、
他のスクールのような、これさえ3ヶ月受けていれば就職できるとかデザイナーになれるという感じではなく、もっと楽しんでデザインができるようになる足がかりとして考えています。
楽しく学びたいとか、まだ初心者でちんぷんかんぷんで何もわからないという状態の人に、来てほしいなと思います。

デザイン系の講座ってたくさんあるじゃないですか。
対面もあれば、オンラインも。
その中でも講師を専門にしている人が教えるのではなく、ちゃんと現役で実際にデザインで日々の仕事をこなしているデザイナーが教えます。
デザインはその時々でニーズが変わってくると思うんですけど、それに合わせてお客さんから頂いたニーズなども、エッセンスとして盛り込みながら、やっていければと思っています。
なので全く初めてで業界を知らなくても、こういうものがあるという話を知っているだけできっと違うと思うので、そういうことは意識的に伝えていきたいなと思っています。

お二人ともありがとうございます!
講師が二人いるという点でも、一つの講座で倍の知識や経験を得ることができるので、デザインに興味がある方はぜひお二人と一緒にスキルを身につけてほしいなと思います!