ぶっちゃけろ!知らないと損するフリーランスクリエイターとお金の話(前編)

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【3/30(土)大阪】 WordPressテーマ「Snow Monkey」開発者を大阪にお呼びしたWeb系交流会開催 詳しくはコチラ

この記事は2018年に開催された #クリエイター祭りのLive配信「クリエイター支援のプロが教えるフリーランスとお金のぶっちゃけ話」で会話された内容を元に記事に分かりやすくまとめたものになります。Webを中心に関西でクリエイター支援をしている立場の知識などぜひお楽しみください。

高橋直通

高橋直通(たかはしなおみち)といいます。大阪を拠点に個人事業主としてWeb制作やディレクションなど制作業が半分、もう半分がWebスクールのCreator’s Factory(https://creators-factory.com/)というスクールの代表をしてます。収入源でいうと半々くらいで独立とかに興味ある人向けの相談もよくやっています。

カッシー

株式会社クリエイティブユニバース代表の樫本祐輝(かしもとゆうき)ことカッシー(@strive)です。
会社といっても1人でやっているので実質フリーランスなんですけど。普段は企業のITクリエイティブ顧問として経営者の右腕のような立場でIT・クリエイティブとかマーケティング、PCは何を買うかメディアをどうやって構築するかとか売上目標に対してどんなアプローチをしていくかなど相談のります。知ってる人でいうとイメージとしては外部CTOが近いかなと思います。

質問1.お金の管理や方法はどうしていますか?

会計ソフトはどれを使っていたか?

高橋直通

今カッシーさん法人ですよね?僕はフリーランス3年目に入ったんですけど。2年前に独立して今月で3年目入りました。カッシーさんはフリーランスから法人になってお金の管理とか変わりました?扱う金額けっこう大きくなりましたよね?

カッシー

そうですね。この質問答えようと思ったら大前提として普通の人がフリーランスなろうと思ったときに、ほとんどの人が会計や簿記を知らないんですよね。

高橋直通

僕もわからないですね

カッシー

そうなると、どうしても自動化されてるソフトとかに頼らざるを得なくなるんです。最初から収益が見込める人は税理士さんにお願いしても良いですけど。

高橋直通

(最初から事業の見通しが経ってるケースは)珍しいんじゃないですか?僕らの業界では。

カッシー

税理士に頼まないのであれば自分で帳簿をつけないといけないのでどうしてもfreeeやMFクラウドみたいな自動会計ソフトとか使うと思います。

元Googleの方が立ち上げた会計サービス。
簿記の知識がある人にはこっちがオススメ
高橋直通

僕もfreee使ってます。

カッシー

ただ、僕は商業高校(情報処理科)出身なので簿記の資格を持っているんですよ

高橋直通

それずるいですね(笑)

カッシー

最初freeeで帳簿をこうしたいのにできないって気になって全然自動化ができなくて当時はやよいの青色申告のほうがやりやすくてあえて自動化しないという方向に(涙
まぁWebデザイナーの売上や経費の数は知れているので手動でもできましたね。

高橋直通

法人化した今でも同じ感じですか?

カッシー

さすがに法人はフリーランスみたいに一朝一夕でどうにかなるわけではないので。決算とかあるし。毎月税理士さんと面談しながら帳簿をつけてもらってます。

高橋直通

税理士さんになるとコレ節税したほうが良いですよとか個人でやってたときより節税とか削減とか控除の面がデカくなったとかあるんですか?

カッシー

実はもともと法人化するつもりはなかったんですよ。6人家族で手狭なので家を欲しいなとローン組むのに稼いでいるように見せようと確定申告の数字を稼ぐようにしてました。

法人化する際、確定申告の控えを税理士さんに持っていったら「カッシーさん真面目すぎません?もっと節税できますよ」って言われました(笑

トークではあまり言及しませんでしたが、法人の方が自分への報酬を経費にできたりなど節税面での選択肢が多いので節税に関しては有利です。法人化についてはいずれ記事を公開します。

フリーランスや副業する上で一番最初にするべきこと

カッシー

セミナーでも常々言ってるのが、まず一番最初にフリーランスや副業するなら名刺よりなによりも一番最初に”専用の銀行口座を1個開設しなさい”と言うてます。

高橋直通

ネットバンクとかいいですよね

カッシー

そうですね。ネットバンクなら家に居ながら申し込んで開設できます。メガバンクだと手数料高いですね。

カッシー

次に”銀行口座引き落としのクレジットカードを絶対作ってください”。ちゃんとビジネス用に作った銀行口座引き落としのクレジットカードを作って欲しいんです。絶対!

カッシー

そうしないと自分の個人のお金とビジネスのお金がごっちゃになる。果たして自分が一体どれだけ稼いでいるのか稼いでないのかとか分からなくなります。

仕事のギャラとして受け取ったお金はそこから税金持ってかれたりとか次の事業のために投資しないといけないって考えると同じ個人で小遣いで使える10万円と同じ感覚で考えてしまう危険性があります。

高橋直通

僕、若干まだあるんですよ…。いまいち分けれてないですね

カッシー

ということで、銀行口座もクレジットカードも別のものに分けておかないと個人の感覚のまま仕事始めちゃうことになるんです。これ後から整理するのクソめんどいですよ。

口座開設とクレカの話、地味過ぎて何故かあまり発信していませんよね(汗)通帳やクレジットカードにこだわりがなければ会計ソフトと連携できるネットバンク・クレジットカード会社をおすすめしておきます。

クレジットカードどうやって選べばいい?

カッシー

もし今クレジットカード作るなら会計ソフトと連携できることはもちろんですが、iPhoneの方はApple Pay対応とか良いですね。最悪財布忘れてもiPhoneで払うとか電車乗るときチャージしたSuicaで払うなどできます。

高橋直通

僕のは対応してないですね(涙

カッシー

もし手持ちお金ないけど仕事関係のものをコンビニで急に払わないといけないとかに助かる。例えば急にSDカードとか買わなきゃいけないときとか。

高橋直通

コンビニで決済できるのはラクですね。お金持ち歩かなくても携帯持ってたら買い物できますもんね

クレジットカードの活用やポイントについて

高橋直通

ポイントとか気にしたりしません?

カッシー

ポイントは気にしなくなりました。そんなことよりもっと大事なことがあるので(笑)

高橋直通

僕amazonのマスターカードを持ってるんですよ。amazonで8割くらい買い物するんでamazonのポイントつくし他で買い物してもポイントつくんですよ。1ヶ月くらいで本1冊変えるくらいポイントつくんで毎月そこで1冊タダみたいな感じで。僕、妻に調教されて「ポイントをちゃんと見ろ」と。

カッシー

できればクレジットカードは自分の生活と密着する。どのカードが良いかよりも自分がどこでお金を使ってるかをライフスタイルに合わせてカードを選んだほうがいいですね。

イオンをよく使ってる人はイオンのカードを買ったほうが良いとか、amazonでほとんど買い物してる人はamazonのカード、よく飛行機代をよく使う人はマイルが貯まるカードみたいに自分のワーク・ライフ・スタイルに合わせたカードを選ぶが吉。

高橋直通

意外と貯まりますもんね。

カッシー

僕は仕事によって広告にお金を預かって広告を出すとかもあるんで、そういうときに上限がどれだけあるかってのは大事なんですけど

高橋直通

上限100万くらいあるといいですね。僕AMEX1枚持ってるんですけどAMEX上限最初は低いんですよ。AMEXだけ意外と審査が他のカード会社とは違ってて、例えばブラックリストに載ったような人でも作りやすかったりするんです。僕は独立当初カードが作れなくて。アメックスだけ通ったんですけど15万くらいしかなくて、あんまり使えなかったんですよ。でもちょっとずつ信用貯まれば上げていけます

カッシー

ちなみに僕は法人向けAMEX作りました。AMEXで作ったときにこれ上限分からないけどどこまで使えるんだろう?って思ったんですけど、最初事務所の備品いろいろ買ったんですけど、とりあえず160万使っても普通に大丈夫でした。

高橋直通

300万くらい大丈夫そうですよね

カッシー

以前持ってたエポスプラチナカードがあるんですけど、そっちは上限が確か300万くらいありました。最初これ新車買えるなって思いました。

高橋直通

カードで買うんですか?

カッシー

いや、買わないです(笑)

カッシー)僕、ファッションにあまり興味がなくて全然服買わないんですけど、せめて溜まったポイント分ぐらいは服に使おうとファッションへの還元率が高いEPOSをフリーランス時代はメインで使っていました。

余談ですが昔、近所の信用金庫の自動車ローン300万申請したら落ちました(汗)
確定申告的には売上から経費を引いて所得500万〜ぐらいあったときなんですが。。。
仕方なく、金利が高いオートローンを利用せざるを得なかったのでここは会社員のほうがやはり信用高いんだろうなと感じました。

質問2.フリーランスWebデザイナーとして独立当初のお金事情について

10年前のWebサイト制作との違い

高橋直通

僕とカッシーさんは独立した時期が全然違いますけど…カッシーさんは独立は21歳くらいでしたっけ?

カッシー

21歳の春で22歳になる年に独立しました。しかも(専門2年制だったので)社会人経験1年経ったところで独立とかなり無謀なことをやってしまったので、あまり準備万端とは言い難い独立の仕方でしたね。

高橋直通

Twitterとか見てたら今の時代は結構増えてるじゃないですか、大学生起業とか20代前半とかで。12〜13年前とかはどんな感じだったんですか?

カッシー

同い年が大学3年生とかでしたね(汗)

高橋直通

そのときは逆に珍しいですよね?

カッシー

そうですね。僕がまだ独立した当時ってライフスタイルに合わせて独立というよりは、会社の中で看板クリエイターとかまで這い上がってから独立するっていう、すごい人が独立ってイメージの方がかなり強かったかな。

高橋直通

今でもあんまり業界知らない人とかSNSとかあまりやってない人とかそう思ってそうですよね

カッシー

自分と歳が近いフリーランスの人とはほぼほぼ会うことがなかったです。当時、みんな30代〜って印象の中に突然1人20代前半とかだった感じでした。

高橋直通

僕はカッシーさんより2歳くらい歳上じゃないですか。カッシーさんが独立した年齢のときは普通に本屋とかでアルバイトしてました。そう考えたらすげぇなって思います。そのときの独立とか考えられない..

カッシー

会社は辞めたいけど、次に行きたい会社がないっていうか。ほんとに行きたい会社は技術が足りなくて行けないってときに家で仕事をやってみたいって気持ちが昔からあって、「やってみよう、ダメだったら就職しよう」と思いましたね。

高橋直通

最初の方の仕事はFlasherと呼ばれるお仕事でしたっけ?

カッシー

Flashが仕事になるのは一年後ぐらいからなので、最初は普通にWebページのコーディングとかやってました。

FlashはAdobe社が提供するソフトウェアの名称とブラウザ追加プラグインで再生できるプレイヤーのこと。当初はYoutubeやニコニコ動画などもFlashで開発されていた。現在はAdobeCreativeCloudではアニメーション作成ソフトとして「Animate CC」という名前で存在しています。

高橋直通

あー。昔13年前とか普通にテーブルコーディングでしたよね

カッシー

まだテーブルコーディングでCSSレイアウトに移行中だったかな?って感じですね。最初まだスペースGIFとか使ってましたね(笑)

高橋直通

10〜13年前のときの40ページのコーディングってだいたい単価はどれくらいだったんですか?

カッシー

50万くらいもらってた気がします。内容にもよりますけどそれほど変わってないかと

高橋直通

ただ、今の時代のほうがスマホ対応しないといけないしJavaScriptも必要だったりするので当時と必要な技術レベル違うんですよね。

カッシー

当時はまだデザイン起こしてそのままコーディングしてWebページとして見られたらいいって時代でもありましたね。お金がある企業はお金を払ってリッチコンテツとしてFlashをトップページとかに入れたいっていう温度感でした

高橋直通

そう考えたら今同じ費用感でやると辛いですよね

カッシー

ただ作業量結構増えましたよね。それだけWebサイト制作の専門性もかなり上がったんじゃないかなと思います

独立当初の営業が浸透するまで約3ヶ月

高橋直通

独立当初僕はカッシーさんより10年遅れくらいで独立したんで、31歳くらいのときに。今から2年前に独立してて。独立当初は多分月の売上が3万か6万くらいしかありませんでした。

カッシー

高橋さんけっこう勢いで独立しましたよね。

高橋直通

アホだったなって思ってるんですけど。でもあんまり知識が無いからやってみるかって。9月になったら独立するって決めてたんで。40人くらいの前で独立する宣言したので独立しないとかっこ悪いってのがあったんです。だからやってみて、でも1~2ヶ月くらいまではお金ない状態で…。

でも、3ヶ月目くらいになって独立したのが少しづつ周りに浸透し始めたんです。ポロポロ人に紹介していただいたりして大体4〜5ヶ月目くらいから収入が会社員くらいまで安定しました。

カッシー

営業が浸透するのに大体2〜3ヶ月くらいかかったりしますよね。僕活動し始めたのが4月だったんですけど、1月から既に4月に独立しますっていうことを会った人にずっと言い続けました。おかげさまで4月の時点ではいくつか案件ある状態でスタートできたので救いでしたね。

高橋直通

やっぱり(もっと周りに)言っておくべきだったなって思いましたね。

カッシー

(無名なのに)突然仕事が放り込んで来るってことはほぼないんです。よっぽどSNSなどを通じて外部にやってることがわかっているとか、信用がちゃんと積み上がってる人じゃないと勝手には仕事来ないんですね。だからこちゃんとした営業活動は会社員のうちにしておいたほうがいいですね。

フリーランスの単価と見積り

高橋直通

同じ作業するとなると今はもっと高くなりますよね?例えば時間給は昔時給1,000円だったけど今は時給1万とか

カッシー

昔は2万/日とかで見積もりしてましたけど、法人化した今となっては5万/日くらいで計算しないと割が合わなくなってきましたね・・・なので受託で受けることがあれば1日かかるものは5万円、2日かかるものは10万円。3日は15万円くらいみたいな見積もりにはなっちゃいますね。

高橋直通

5万円だったら1週間働いたら普通の会社のお給料くらいはサクッと稼げるわけですよね。いいですよね

カッシー

ただそうなってくるとお金稼げるかどうかよりも、自分のやってることに繋がっていくか?やりたい方向に一歩一歩繋がっていくか?みたいな仕事を手探りでやってますね。

正直仕事は探したり営業しまくるといっぱい来ますけど、そうじゃなくて自分にしかできない仕事ってなんだろう?成長できることはなんだろう?ってことはやっぱり追求していかないとだめなんですよ。

高橋直通

さっきのコーディングとかもそうですよね。今ならJavaScriptとかですね。デザインからコード生成してくれるやつとか。あとはある程度決まった作りになってるからよっぽど難しくなかったらちょっと単価の安い人とか駆け出しの人にお願いすればいいかな。僕はよくスクールの生徒さんに仕事依頼したりしてますね。

カッシー

でも、やりがいが無くて安い案件を手放したから必然と単価が勝手に上がりましたよね。その分空いた時間でもうちょっと自分にしかできない仕事をしたら・・・と気づいたら徐々に単価上がってきましたね。

高橋直通

まぁなかなか最初からわかっててそうするかっていうと…

カッシー

手放すの怖いんですよね..

高橋直通

手放すのが怖いのもあるし、最初は「自分に仕事きた!ヤッター!」って喜んでしまうんで。これは1段1段階段を登っていくしかないかなとは思いますけど

他所に紹介できない人とか仕事溢れるとどうすんだろう?って思いますね。仕事を断るか無理やり受けるかですすけど。仕事の幅がだいぶ変わるんで、いろいろ知り合い作っておくといいかなとは思いました。独立当初はお金の悩みとかいっぱい悩むでしょうね。仕事にしろお金にしろ営業にしろ

カッシー

口を大にして言いたいんですけど、独立する前の人はみんな「確定申告どうしたらいいの?」とか「仕事獲得どうしたらいいの?」とか言うんですけど、実際始めてみると「仕事獲る」とか「単価どうやって上げるか?」とか「どうやって自分の健康管理すればいいのか?」とか想像していた大変さとガラッと変わるんで、実際やってみないとわからないし先輩達の意見をちゃんと聞いておくに越したことはないよって言っておきたいですね

高橋直通

意外と決まった休みとらない人が多いのに僕は驚きました。実際自分がフリーランスになると休みの感覚があんまり無いんですよね。気づいたらパソコン開いて作業しちゃう。今ちょっと落ち着いてきたんで毎週月曜日は休みって決めてるんですけど。カッシーさん休みないでしょ?

カッシー

僕は週に絶対土日どっちかは休みますね。なるべく日曜日に休んでいるのと帰れる日は昼や夕方とかに早く家に帰ってるとか、午前中は家にいるとか。

休みをとるっていうよりは、子供が病気になったり妻が用事入れたいとか家庭内の用事にうまいく合わせられるようには工夫してる感じですね

高橋直通

ほんとに環境によって働き方とか収入ってすごく変わりますよね。

僕は相談に乗る人に必ず「どれくらいの収入がほしいんですか?」って聞くんです。そうすると、5万円の人もいれば60万円の人もいるから、値段が変わると仕事の仕方も変わるじゃないですか、環境も違うし。そのへんの自己分析というか、環境分析をちゃんとすると必然的に算出できるんじゃないかなと。

質問3.仕事はどうすれば獲得できるのか?

カッシー

お金に直接関係するのでよく聞かれるナンバーワンの話ですね。

高橋直通

確かワカヤマくん(@bakuhatsu2015)のアンケートでも1番でしたよね。

高橋直通

確かワカヤマくん(@bakuhatsu2015)のアンケートでも1番でしたよね。

独立する前とか僕も気になってましたね。自分のやり方とみんな性格も違うじゃないですか?持ってるスキルも違うし。カッシーさんとか他のクリエイターさんとか独立されてる方がどのように仕事を獲得して消化してるかや、単価がいくらなのかとか見積りなのかってのは結構気になります。

フリーランスの仕事の探し方

カッシー

仕事のジャンルにもよるとは思うんですけど、鉄板でよく答えてるのは求人情報出してる企業さんを探すことですね。こういう人が足りないっていうのがわかりやすい状態になってるので

高橋直通

普通にネットで求人出してるやつですか?

カッシー

そうですね。掲載されてるスキルや求めるものを見て「この条件だったら自分は役に立ちそうだな」っていう感じで声をかけておくとか。「その企業のつながりとかで困ってる人はいませんか?」とか聞いたり。

高橋直通

今は?

カッシー

今はもう歩けば仕事くるんで(笑)

高橋直通

こええ(笑)

歩けば仕事来るって誰が声かけてくるんですか?

カッシー

そうですね。サイトやブログは持っているけど別に仕事受けるためのものじゃないので特に情報無いんですよ。無いんですけど、「カッシーが専門家どうかは別として、自分よりは知ってる可能性あるから声かけてみよう」っていうような印象でお声掛けいただけるようになりました。

高橋直通

それが広まってるってことですね

カッシー

ですね。だから自分に関係なくてもとりあえず一回相談が来るけど、

「それだったら僕はこれができますよ」

「これじゃなくてこうしたほうがいいですよ」

「僕では力になれないのでこういうふうに検索するとそういう人、業者が出ますよ」

とかその頃から経営者の右腕的な相談を貰えていました。物知りを武器にした感じですね。

高橋直通

さっき言った21歳のときとか最初からだいたい似たような流れだったんですか?

カッシー

当時Flasherって優秀な人多かったんで結構単価が高かったんです。デザイン、プログラミング、映像も関わってきたりと総合力が問われる職業だったんですけど、「企業に頼むと50万くらいの案件がフリーのカッシーさんに頼むと20万で作れる」って感じでした。仕事獲得で困らないっていう点で言えば仕事出したいって思っているところに自分が行きます!って飛び込む努力はしました。

高橋直通

よく聞かれるのが「クラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークス)を利用してますか?」っていう。使ってそれを教えてくださいとか。知らない人からするとクラウドソーシングで仕事獲得してるように見られてるというか。あれはどう思います?

カッシー

どうしてもフリーランスの仕事とかのイメージをクラウドワークスさんやランサーズさんが広めたんでそういう印象にはなりますけど、僕の知ってる温度感でいうと東京で安い案件を地方の人が受けて回してる温度感のものが多い印象です。(※東京は仕事が多いのでクラウドソーシングを利用しなくても仕事が多いため)

高橋直通

(大阪に比べると)東京は単価高いですもんね。

カッシー

地方からするとそればすごくありがたいサービスなんですよね。フリーランス専業一本というより片手間に自分のスキルを使って小遣い稼ぎたい人にもオススメです。

高橋直通

最初の頃はお金稼ぎというより練習みたいな感じでコンペとか参加しました。

実際にクライアントさんが向こうにいらっしゃるのでやってたのは覚えてるんですけど、今は全然見てないですね。逆に発注したことはあるんですよ。

今Twitterで使ってる僕のアイコンとかロゴとか作ってもらいました。コンペは3万円くらいなのにみんなめちゃくちゃ提案してくれるんです。こっちはすごくありがたいんですけど、逆に向こうの立場になったら「これ選ばなかったらどうするんだろう…」って思いました。作り損って言ったらそれまでですけど

口コミで仕事が回るカラクリ

カッシー

うまくいってるフリーランスの人に話聞くと口コミが9割って答えるんですよね。実際一回仕事してそれが信用があって「また依頼しますね」とか「知り合いを紹介しますね」とか繰り返されていきます。

そうすると全な人は結果として9割口コミで仕事来ます。もしくはWebサイトで実績とかを増やしてSEO強いから仕事がずっと来続けるとかもありますね。

高橋直通

以前Twitterで見たんですけど、営業したくないとか営業得意じゃないとだめなんじゃないかって言われるんですよ。でも、僕らもそんなに営業してるわけじゃなくて、どちらかというと待つ型の営業じゃないですか?口コミしてもらう営業とか。

イメージですけど営業っていったら会社へコンコンって入って「うちの商品買いませんか?」っていう電話をするだけじゃなくて来てもらえるような取り組みをしていて来てもらってセールスするっていう営業スタイルですよね。クリエイターさんって待つ型の営業のほうが向いてるんじゃないかなって思うんですよ。

カッシー

そうそう!だから「営業しろ!」っていうよりちゃんと「マーケティングをしましょう」っていうように僕は基本的にクリエイター祭りでずっと言い続けてるんですけどね^^;

高橋直通

声かけなくても声かけられるように、選ばれるように仕組みを作るっていう。これ難しいんですけどね。

僕が独立した当初はあんまり仕事がなくて。どうやって仕事獲っていけばいいの?って思いながらカッシーさんに声かけたり仕事を紹介していただいたりとかありがたいなと思いながらやっていて。でもそれは自分で作ったというよりかは単純にいい人に恵まれていたからで、自分で仕事獲得をしたって感じがあんまりないんですよ。

だから「ちゃんと自分だけのやつを作ろう」って思ってクラウドソーシングとかはもちろん最近かなり増えたフリーランスのエージェントさんとかに登録したんです。今はエンジニアさんが多いんですけど、デザイナー向けのやつもあったりとかしますね。ほぼ東京ではあるんですけど。意外と登録すると仕事くれるんですよ。

カッシー

ちゃんと仕事に関する情報提供できれば来ますね^^

高橋直通

ただ、もちろん単価とかも時給3,000円とかで「うわぁ、めちゃくちゃ高い」って思ってたんですけど、求められるレベルが高かったりとかしたりとかあとは向こうのディレクターがいて、その向こうにクライアントさんがいるんですけど。

やっぱりクライアントさんに直接話したいから間に代理店挟むのは自分には合わないなと思いました。なるべく直請けのやつとか探したりすると、結局口コミで直接つないでくれるような僕を紹介してもらえるような、僕誰やねんみたいなやつをちゃんと分かりやすくしたのが一番相性良かったです。まぁ一番それが一番いい営業方法でした。「自分は誰なのか?」っていうのを常々言うとか、セミナーを毎月やるとか。

カッシー

セミナーやイベント開催をしていると、嘘ではないんだろうなってなりますね。中身が無いとそもそも喋れる自信がないし続けようと思うとちゃんとリピートし続けてもらわないといけないので継続が信用になります。

自分の知ってる業界だったらいいんですけど、一つ隣の業界とか正直「どんぐりの背比べ」のようなスキルの差なんて全然分からないんですよ。

そうなってくると

・結局セミナーをやっている人

・知り合いの紹介の人

・本を出している人

とか目に見えてわかりやすいところにしか声がかからないです。割と関西の有名な制作会社の人が、関西の有名なWebマーケティング会社を知らないみたいなことはよくありますね。

高橋直通

もう一つ納得したことが、1回目繋がる可能性があるけれど、2回目に同じ人からお願いしてもらえるような関係性を築けるかどうかのほうが実は難しいんですよね。

単発の仕事を獲るよりも2回目3回目とずっとお願いしてほしいじゃないですか。でも、僕が発注側の立場になったときに1回お願いして感触がよかったらもう探すのめんどくさいのでお願いするんですよ。でも、「なんかちょっと…」って思ったら1回きりにしておこうって思います。

両方の立場を経験したら「2回目に依頼されるためには何をしたらいいか?」というのがすごくわかりました。例えばレスポンスの速さとか時間を守るとか。社会人として当たり前といえば当たり前なんですけど、お客さんによく言われるのが「前のデザイナーさんは時間納期守らなかった」とか「何故かレスポンスが丸1日来ない」とか。乗り換えたいんだけど誰かいる?って言われて紹介されるとか

カッシー

めちゃくちゃ多いですね(汗

高橋直通

僕は周りにそんな人を見たことがないのでそんな人いるんですか?ってなるんですけど、実際にいるらしくて。

でも会社にお願いすると高いから極力動いてくれたり会いたいときに会ってくれる個人の人がいいっていう理由で探されていたりとか。それがリピートして更にまた誰かを紹介してくれるってのが「あ、こういう感じか」って思いました。

カッシー談)転職にしてもフリーランスの営業にしても上手くいかない人に共通するのは
「自己主張ばかりで相手の立場を考えれない」
「やりとりがスムーズじゃなくて今後のやり取りを負担に感じる」方が多いです。
わずかなやり取りの中でも面倒さを感じる場合望み薄になりますので相手に負担をかけないおもてなしを心がけましょう。

仕事が獲得できないのは値段が高いからじゃない

カッシー

フリーランス初心者のほとんどの人が「料金を安くしていないから仕事が来ないんだ」とか勘違いしやすいんですけど、やっぱりこれも逆の立場で考えてほしいっていいつも言っています。

例えば企業の担当者が僕だとすれば、1日5万計算とかで動いてるんです。誰かと喋って3時間打ち合わせをして「やっぱりこの人はやめようかな?お願いしようかな?」っていうときに1万安いか高いかなんて、また別の人を探して喋って3時間とるほうがはるかに1万以上のお金が飛んでいきますよね。

正直1万とか2万とか誤差の範囲にしか企業の担当者側からするとあんまりないんじゃないかな。相見積するとなると話は別かもしれないですけど。

高橋直通

予算が決まってたらその中に収まる人を探さないといけないですけどね。

カッシー

もう一度新しい人を探さないといけないリスクのほうが高いのでそうならないよう声をかけてくれた人に「自分が何者なのか?」とか「何ができるのか?」とか伝えたり、自分がこうなんだっていうことをファーストコンタクトの中で相手にどれだけ伝えられるかというのはクリエイターはけっこう努力したほうがいいんじゃないのかなということは感じます。

私の作品を見て理解しろっていう強引な人が多いというか…。その結果、間に営業さんとかが入らないと仕事したくないとかね。

高橋直通

つまり、(エージェントや代理店みたいに)通訳の人が必要になるってことですか?

カッシー

そうですね。結果間に人が必要と思ってる企業も多いです。

高橋直通

でもクリエイターさん側としたら営業もしたくないしディレクションもお客さんとあんまり直接したくない人も半分くらいるんじゃないかな。

カッシー

そうなんですよね。
実際に難しいのが会社の中でホームページを作ってほしいってなったときに「じゃあディレクターにお願いしよう」とはならないんですよね。

Web制作ができる人にお願いしようとなります。でも制作側は「いや、私は作るのが専門でディレクションは専門外です」という人でも企業からすると「Web作れる人でしょ?」ってなるんです。ディレクションと制作がごちゃごちゃになって発注してくるんです。

そこはもっとディレクターの人に仕事が行くように、ディレクターの人がもっと目立ってほしいなってかなり感じますね。ディレクターの人の独立相談を受けると自分で作れないんですけど大丈夫ですか?みたいな話をされるんですけどむしろできるディレクターが仕事をたくさん持っていってくれたほうが嬉しいクリエイターは多いです

高橋直通

そこは需要と供給の部分ですね。意外とあんまり居ないですね、ディレクターの独立。

両方できる人のほうが多いのかな。でも仕事獲得っていうと自分の見せられるものがあったほうがいいじゃないですか?Webデザイナーの人で意外と見せられるものをまとめていない人が多くて。

グラフィックとイラストレーターさんはすごく綺麗にまとめられているし、すごく見せてくれるんですよね。この間漫画をお願いした人も積極的に見せてくれて。しかも著作権のこともすごく詳しくて。他の人よりは費用感がちょっと高かったんですけど、逆に勉強になるからありがたいって思って仕事お願いさせてもらいました。

カッシー

ただ、Webをお願いするって要求分かりにくいじゃないですか?判断軸とか。見えない分が知らないと多いんで。意外とそれを説明してくれてる人とかそういう人があんまりいないですね。自分もサイトないのでなんともいえないんですけど…

結局その実績を表に出せないということは下請けすぎて実績を出す権限をもらえないくらいの仕事しかやってないとか。コーディングとか仕事自体はいっぱいころがってるんですけど、あんまり自分がやったといえる案件をしてない人は多い印象ですね。

理想の仕事を獲得する方法

高橋直通

こういう質問する人はこれからの人が多いんだと思うんですけど、アドバイスするとしたら「最初はあんまり断らないほうがいいよ」とか「こういう案件は地雷だよ」とかアドバイスするとしたら何かあります?

カッシー

タダでもいいから自分がやりたい仕事と同じ実績を作ってほしいですね

高橋直通

やりたい仕事?例えばアニメの仕事したいんだったらアニメのサイト作るとか?

カッシー

いつも仕事獲得で例えるんですけど…。

「もしアナタが飲食店だったらどうですか?」っていう例えを。

そういうときに実績が載ってないお店って、メニューがないしメニューの写真もないし何を売ってるかもわからないっていうところで売らないといけない。そういうときに目の前にカレーがあったらカレーを作る人っていう印象もついちゃうじゃないですか。

高橋直道

そうですね。

カッシー

けっこう実績って…これブランディングの話になるんですけど、こういう実績を出したということは、これがしたい人なんだなと印象がつきます。自分のこういう仕事が来て欲しいっていうのもちゃんと載せていかないと、自分が思ってない仕事がボンボン来ちゃう

高橋直通

けっこう経験年数が積んでくると何でもできますみたいな何でも屋さんみたいになりがちですけど、それもいいも悪いもわからないですよね。

僕のイメージですけど、何でもできます系はみんなしんどそう。楽しそうな人は楽しそうなんですけど、常にパンパン詰まってる。

たくさん受けるからだろうと思うんですけど。僕あんまり器用じゃないんでそれを何でもできないから羨ましくもあり、遠目から見てたら大変そうだなって思いながら…

カッシー

けっこう何でもできる系の人って、ヨドバシカメラにとりあえず買いに行こうみたいなノリでなんとかしてくれるだろうっていう期待感を背負わされちゃうんですよね

高橋直通

大きいお店の何でも揃ってるみたいな感じですよね

カッシー

やっぱりある程度このジャンルのこの人ですみたいな感じだったらむしろお願いします!みたいな感じでしてくれるんで。

高橋直通

専門店みたいな

カッシー

どっちのほうが自分のやり方に合ってるかとあると思うんですよね。常に新しい人や知識に会い続けたいって人だったらなんでもやるの楽しいですし。

高橋直通

個人一人のリソースで限られてますもんね。チーム組んでるとかなるとまた別ですけど

カッシー

仕事獲得っていう点でいうと、値段にしても実績にしてもちょっと自分のわがままを思いっきり出しとかないと。周りが気づいてくれないです。

高橋直通

初めは気を遣いますよ

カッシー

最初友達でも親戚でもタダでもいいから、これから実績を作らなきゃいけないって人は自分が来てほしい仕事になる実績を1個ちゃんと置けるようにしないと「自分はカレー屋さんになりたいのに何故かパスタ屋さんになってしまった」とかになっちゃう

高橋直通

最初はメール営業するとかクラウドソーシング使うとか。よくあるのは交流会で名刺配るとかね。その人のタイプによりますよね。

僕はどっちかっていうとリアルが好きで。それでお仕事いただくっていうか紹介のほうが…紹介はやっぱラクですね。

見せれるものが増えていくと、提案材料が増えたらとりあえず何屋さんっていうのははっきり掲げるってのは大事かもしれないですね。

カッシー

喋りながら気づきましたけど、僕1回やった同じ仕事もう受けたくないんですよね

高橋直通

贅沢…

カッシー

実績載せたくないってのはちょっとあるかもしれないです

高橋直通

わがままクリエイターですね!
そういうふうにできるようになったってのもありますよね。

カッシー

何年もそうですからね。自分の人生とか仕事の仕方どうしようとか考え続けてたらそうなってきました。

高橋直通

言ってみたいですよ。「俺もう1回やったやつやんねーから」って

実績を掲載するとそれと同じようなものを作って欲しい言われます。やはり目に見えてイメージできるものがあるほうが発注の敷居が下がります。ブランディングとして発注数は少なくてもやりたい仕事を実績として表には見せるよう努力しましょう!この人は何で食べているか?という印象はとても大切です。

質問4.収入を上げるために何をすればいいですか?

高橋直通

単価アップとか収入アップですね。年収にしろ。

僕が聞く相談のなかでは例えば15万あったらギリギリ生活できますっていう生活最低ラインと理想の収入を聞くんですけど、だいたいみんな30~40万円くらい欲しいっていうんです。

その30~40万円の収入を自分の手元に毎月確保するためには何をどうすればどれくらいすればいいのか明確じゃない人が多いんです。

だいたいWebサイト1回3万円くらい作って月に10個くらい作ったら大丈夫なんじゃないのって考える。だったらほんとに10個作れるの?そんなの計画だいたいムリじゃないですか。お金の仕組みというか性質を知らない方がいます。

その収入上げれませんみたいな人がけっこう相談に来られるんですけど。これも相談多いんじゃないですか?

カッシー

フリーランスになる人もそうですし、ネットワーク商法にハマってしまう人もそうなんですけど。1回ね、自分の欲しい金額になるまでのシミュレーションをがんばってExcelで作ってほしいんですよね。

高橋直通

収支表みたいな。予測表みたいな?

カッシー

目標金額にするためには私は1ヶ月で何件仕事獲らないといけないとか。この単価の商品が何回売れないといけないとかいう実際現実感のある数字の計算をしてください

高橋直通

それは支出とかも入れたほうがいいんですか?

カッシー

支出?

高橋直通

売上…経費とか抜いてってことですか?

カッシー

そうですね。とりあえず一旦売上ベースにしましょうか。

例えばフリーランスの相談でよくあるのが「私は名刺デザインを3万円で売りたいです。じゃないと仕事来ないんで」とか言うけども、「月いくらほしいんですか?」「50万」とかいったら名刺何件しないといけないのの?っていう..(困惑

高橋直通

確かに

カッシー

実際その作業してると営業しに行けないんで、よっぽど仕事来るようなホームページを別で持っておかないと来ないよねってなっちゃう。

そういう一旦理想ベースで単価を決めて、その単価が高いっていう人にはなぜ高いと思うのかをちゃんとヒアリングして解決するぐらいの魂胆が必要。

お金払うのが高いって断られたときにスキルが足りないからと思いがちなクリエイターさん多いんですけど、実はさっきみたいに予算がなんぼしかないとか決まってて…

高橋直通

多いんですね

カッシー

実は2ヶ月分割だったら払えたとかっていうケースがすごく多かったりします。

断られた理由を何故なのかっていうのをちゃんとヒアリングして一緒になって解決していく姿勢がないと自分のスキル不足で仕事来ないんだとか断られたんだとグルグル妄想でネガティブに走っちゃう話はよく聞きますね。

高橋直通

それはマーケティングとか勉強したときに売上の性質というか、インカム(継続収入)とキャピタル(単発収入)かを、僕でいうとスクールが継続収入で単発のほうが制作とかLPデザインするとかになるんですけど。

それを両立させたら意外と単価も上がったんです!

自分のサービスと外に向けたやつと1個あるっていうのがけっこうバランスが今うまく作れて、それで収入が安定しました。

あとはこっちでぶっちゃけ生活できるってなったときにもう一つの単価をちょっと上げたりとか。その1個しか収入源がなかった場合に単価交渉とかすごく怖いと思うんですよ。断るのも怖いんです。ムリに受けちゃうとか。断ると次ないんじゃないかなとか。けっこうそのへんは悩んでる人多いんじゃないかなって

カッシー

安定が良いかどうかってのももちろんあるんですけど、やっぱり自分の収入源が1個しかないと、ひどい言い方すると奴隷になるしかなくなっちゃうんで。

やっぱり最悪これを断ってもあと2つこういうのあったらなんとかなるみたいな。きれいに30%30%30%とかにはならないですけどね。

高橋直通

そうですね。あとは毎回来るとは限らないですよね。

カッシーさんがやってるような外部CTO/顧問みたいな働き方がいいなと思ってて、そこまで外部CTOみたいなガッチリじゃないですけど月にこれくらいの費用でこれくらいのことするみたい契約するというのを2件くらい頂きました。

そんなに高くはないけど固定でいただけるのがあるから今月ちょっと制作を落ち着けて自分の事業の方に注力注げようとかもできるんで。意外とうまいこといくんです。確か昨日僕Twitterで書いてたんですけどキャッシュポイントを増やすのと、単価上げるくらいしかないんじゃないかなと思って

カッシー

シンプルに言ったらそうなんですけどね。筋トレしたら筋肉つくよみたいなね。

高橋直通

じゃあどうすんの?ってなったときに難しかったりするんですけど。前話してたときに独立するときに例えばデザイナーで1000万みたいな本を読んだときにキャッシュポイント、お金の入ってくるポイントを6つ用意しろみたいな。6つムリでしょ!

カッシー

6つちょっと多いですね。仕事の内容にもよるけど

高橋直通

でも全部自分が手を動かして働かなくてもいいわけじゃないですか?

例えば資産の運用でちょっと軽く投資してもいいわけですし。で、意外とそういうふうに手を動かさない部分の収入源をちょっとずつ増やしておくと後半追い上げ型みたいな。最初あんまり入ってこないんで大変なんですけど。

カッシー

ブログのアフィリエイトもそうなんですけど、グイーって上がるところまで頑張る気持ちが持続できるかみたいな

高橋直通

あれが大変なんですけど、作れたときに次のステージが急にバーンって見えるのがあるんですよね。

お客さんに単価上げる交渉とかはどうなんでしょうね?普段どういう付き合いしているかにもよりますけど

収入を上げる=ビジネスの知識を身に着けたクリエイターに

カッシー

僕は収入上げる方法っていうのが結局相手がほんとに欲しがってるものをどうやって出せるかってなった時に、今でこそ時代的にみんなマーケティングとか普通になってきましたけどコンテンツマーケティングや広告出すとか5~6年前だとそんなにまだそんなに浸透してなかったんですよね。

そのときにランディングページやSEOの知識を身につけたり、経営者と会話でききたり決済書とかを読めるとか、したい事業に対してこんな方法やこんな方法ありますよっていう経営者に答えられるクリエイターになる努力をしました。なので知識を身に着けたりっていう方法で収入上がったパターンなんですよね。

これが真似できるかはそもそもビジネスに興味持てるか持てないかって話になるんですけどね

高橋直通

好き嫌いありますよね

カッシー

僕のクリエイター感でいうと、経営者と会話できたほうが結果的に決済権とか判断の裁量をたくさんもらえることができて作業しやすいって分かりました。結果的にそういうのを勉強して自分の作りやすいものを作るっていうのをポジションにいったんですけど。

あと一個違う方式で、新しいなにか生まれた時にその市場の専門家になるっていうパターンが1個あります。

高橋直通

なるほど

カッシー

例えば最近やったら関西特になんですけど、インバウンドが流行ってると。なので民泊のAirBnBで人が集まる画像を作るノウハウを知ってるデザイナーですとか。外国人向けに英語分かってデザイン作れますっていうパターンだったりとか。

あとは去年流行ってましたけど仮想通貨とか。仮想通貨の知識持ってるクリエイターですみたいに新しく生まれてきた市場の専門知識はこれはむしろ能力よりも速さの勝負になるんですよ

高橋直通

これはもう性格というか、できるできないわかれますね。僕ムリなやつですね。トレンドに乗るのが絶対できない

カッシー

トレンドじゃなくてもWebだったら医療系とか法律あるじゃないですか?

何がNGかOKかを知ってるかとか、人が入り難いところやまだ手を出していないところに入るかとかと自分の能力を掛け算していくのは収入上げるっていう方法に関して言うとけっこう手っ取り早い方法かなって

高橋直通

できることの掛け算は確かにわかりますね。

僕はブログやってたらいいんじゃない?って思うタイプです。ブログやっててすごくいいなって思った理由が、文章が書けるようになったのがけっこう単価アップの質がけっこう変わりました

カッシー

あーそれは変わりますね

高橋直通

文章書けるってなるともうWeb作るにしても何するにしても全部文章書くじゃないですか?提案書もメール送るのにもチャットも全部文章なんで。

ちゃんとした文章とかを書けるっていうのが意外とレバレッジや効率すごく良くて。だから巻き取ることもできるわけですね。だからそれが僕にとってはいろんな所に相性いい、すごく広いところに使えるスキルを身につけておいてよかったって思いました。

カッシー

めっちゃ気持ちわかりますw

高橋直通

アクセス解析とかデザイナーさんでもできる人もいますけど、それを提案までもっていける人は少ない。ここまではみんなできるけど、ここからはあんまりみんな手を出さないねって領域まで一応やるようにすると良いですね。それで単純にその分お金少し乗せるとか。

高橋直通

最近一眼レフカメラを買ったんです。仕事で写真を撮ることなったら今まではカメラマンさんとかお客さんにお願いしていたんですけど、カメラマンさんがいる場合はキレイにしっかり撮ってくれるんです。

だけど、お客さんがスマホで撮ったのしか無いとかとなると画質にしろカット数が悪い。カット数少ないし「なんでこの角度で撮ったの?」ということが多いんです。

だったら3万円でも上乗せしてもらって自分で撮りに行けばその3万円は5回くらいでカメラ代ペイできるなって考え方で先行投資をしました。

そうなると損益超えてプラスになるんじゃないかな?僕達ってほとんど経費かからないじゃないですか?パソコンとかあればできるし。Webの人であれば。そう考えたら経費ってあんまりないんですよね。

カッシー

他の商売と比べると正直ITやクリエイティブ系はかなりビジネスとしてはライトなほうかなと。

スキルを伸ばせば本当に収入が上がるのか?文章かけるようになったら単価も上がった話

高橋直通

たまにスキルを伸ばしたら収入が比例して上がるんじゃないの?というパターンはどうですか?

カッシー

仕事を発注してくれる人がスキルレベルを分かる人なのかどうかでけっこう変わってくるんですよね。

例えば広告代理店とかで新しいものを作って欲しいパターンだと、レベルの高いものを作らなくちゃいけないので能力が高いほど高単価な案件の方に引っ張られていくパターンがあるんですけどね。

Webサイトを30万ぐらいで作りたいWebはよく分からないけど人が「あなたはスキルが高いから100万払います」とかそう簡単にはならないんですよ。

※ひと目で差がわかるレベルの次元なら別ですが・・・

高橋直通

ならないですね。例えばJavaScriptで今やったらVue.jsとかで書けるから。じゃあ70万乗せるわってなりませんね。

カッシー

吉野家の牛丼が神戸ビーフになったからといって5,000円払うかというと…

高橋直通

前のままでいいよって思います。そういう店行くからって(笑)

カッシー

相手によってスキルはもちろん上げるにこしたことはないんですけど、発注者とかその業界とちゃんと繋がって考えないと単純にスキルが上がったからといって単価が上がるかとは限らないです。

相手にどれだけ自分の価値をしっかりと企画・提案できるかというのは大事です。それができるから先程の文章が書ける人は単価が上がるんじゃないかと僕は思っています。

高橋直通

文章が書けるってけっこう良いスキルですよね

カッシー

文章を書くことが大事というよりも、文章を書くことによって人を動かせられる機会が増えるですよね。

高橋直通

ライターさん、ものすごく増えてますもんね。

伸び率すごい。メディアサイトも増えてきたかので仕事自体も増えてますね。それに比例してライター職業が需要あって潤っていますね。ただ、単価はピンキリですけど。

カッシー

ピンキリですね。まだ単価が安い人多いですしね

高橋直通

クラウドソーシング系で何回か発注したことがあるんですけど。「まぁまぁ…こういう感じですよね」でした。良くも悪くも。

ただ、ベースがあがってくるのであとで自分でリライトしたらいいかなと思いつつ1,000円だったり3,000円、4,000円を払いました。

カッシー

クラウドソーシングで受注しにいくのは結局ユニクロやGUで服を買おうというノリに近いです。そういうところで商売していていいのか?っていわれるとクリエイターはNOな人が多いんじゃないかな?働き方にもよるんですけど。

単価上げていきたいなら、やっぱりちゃんと私は何の専門店です!ということを明確にしないと狙った人は来ない

カッシー談)実際僕もブログから初めて文章を書くことに慣れたおかげでプレゼン資料・企画・提案書など作ることが苦じゃなくなりました。結果的に単価上がったという実感あります。

後編について

前編はこここまで!後編では
・フリーランスのお金の借り入れ話について
・税金・保険・経費について教えて!
・マーケティングはどこで学べるの?

についてまとめますのでぜひお楽しみに!(3月下旬ぐらいに公開予定)

続きの内容が気になる方は下記動画をご覧になったり、より自分にアドバイスがほしいという方はセミナーにご参加ください!


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十人十色のフリーランスのストーリーがある

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