
201次回クリエイター祭りは2020年12月5日(土)に初めてのオンライン開催となります。
2015年に大阪中之島で開催してから早5年。大阪6回と東京1回を合わせれば7回目の開催。

この記事では
「クリエイター祭りって結局なんなの?」
「行こうか悩んでる・・・」
「興味あるけどどんなイベントなのかな?」
「自分が参加しても大丈夫なのかな?」
など気になる方にクリエイター祭りのコンセプトなど知っていただきたいと思います。
【この記事を書いた人】
フリーランス・クリエイターの駆け込み寺
株式会社クリエイティブユニバースCEO
事業戦略クリエイティブプロデューサー
樫本祐輝(カッシー@strive)
1985年生まれ 岡山出身大阪在住 Web制作会社→フリーランスWebデザイナー→ゲーム開発会社→マーケティング会社→NPO法人→再びフリーランス→フリーランス・クリエイター支援や法人向けコンサルティングで法人化。2012年よりフリーランスセミナーを大阪・東京にて開催中、2013年から続く有料フリーランスコミュニティ「TheCreative」を運営。「#クリエイター祭り」など様々なイベントを開催する。家庭も大事にしずっと専業主婦の妻と3児のパパ。これまでお会いしてきたフリーランスは1,000人以上。詳しいプロフィールはコチラ
始まりは2015年。すべてはここから始まった。
このクリエイター祭りは主催こそ私の会社クリエイティブユニバースとなっていますが、基本的には運営するコミュニティ内のメンバーで企画・運営しています。
最初の2015年当時はまだまだセミナー登壇というと有名な人や企業がする印象でした。イベント開催経験豊富ですというクリエイターは皆無だったでしょう。フリーランスという言葉のイメージもまだまだ自立している凄腕クリエイターの印象で、コワーキングやノマドなどの言葉が流行りだした始めの頃です。
そんな中わりとむちゃくちゃですが100人規模のイベントをしよう!どうせなら他の人がやってないイベントをしよう!そう考えて第一回目「クリエイター100人祭り」の登壇者であるWebデザイナーの岡田さん(@webda0917)やイラストレーターのさらえみさん(@saraemiii)を中心に数名でこのイベントを開催しました。

当時、分かりやすくさらえみさんが絵にまとめてくれたのでその時の解説イラストをご覧ください↓



すごく、イベントのことを分かりやすくしてくれてめちゃくちゃイラストレーター凄い!
これまで30人を超えるイベント開催経験は僕以外になく、100人なんて未知の世界。当時は岡田さんもさらえみさんも登壇経験もなく、今では関西でも知名度が上がってきたお二人ですが当時は僕も含めてほぼ無名に等しい状況でした。
そのため最初は人海戦術として飛び込み営業やコワーキング訪ね歩いたりUstreamしたりとあの手この手でPR活動したのが懐かしいです。なにも無いからこそがむしゃらにしました。何も無い無いづくしだから挑戦できました。
欲しいのは身の丈に合う、一歩踏み出す力

クリエイター祭り登壇の主な特徴はいくつかありますが、なんといっても一番大きいのは「すごい人」が登壇するのではなく、「最近身近な悩みを解決できた人」が登壇することです。
正直イベントとしてはこれはリスキーで、当然集客効果が望めません。そんな無名な人が登壇してどうやって人を集めるんだと言われます。
通常セミナーにいくと、その道の権威やハイスペックなキャリア、結果を残している方が登壇されます。もちろん、こういった話を聞くのはためになるし刺激にもなります。新たな可能性を感じることができます。
しかし、実際に聞いても
「○○さんだからできる・・・」
「すごいけど真似できない・・・」
「んで私は今からどうしたら・・・」
このように自分の身の丈に合う話や共感できる話は当時まだまだ少ない印象でした。
過去のタイトルを並べてみると分かりますがクリエイター祭りではみんなの一歩先を行く人の話を聞くスタンスを大事にしています。(※のちに食パン理論と名付けられる)
2015年「3年後の自分は大丈夫?悩み爆発クリエイター100人祭り!」

岡田大誠(Webデザイナー)
「28歳で未経験からWEB業界に転職し、3年で独立したからこそわかるスキルよりも大事なこと」
さらえみ(イラストレーター)「コネなし、知名度なしで始めるイラストレーターWEBで仕事を獲得した戦略大公開!!」
カッシー
「3年後5年後見据えて、今クリエイターがすべきこと。」
2016年「3年後のあなたを変える!爆発スタート クリエイター200人祭り!」

高橋直通(Webデザイナー)
「30代で転職して未経験から2年で独立!!悩みまくりな自分が悩みを解決できた、3年後を変えるためにマジで伝えたいこと」
片岡瞳(グラフィックデザイナー)
「めっちゃ働いたら病気でダウン!!病弱グラフィックデザイナーが独立し、好きな仕事を続けている秘密☆」
村松(昆虫写真家)x福田(派遣会社)
「【働き方を徹底対談!】働き方をチェンジした昆虫写真家 ✕ 働き方をコーディネートする就職相談屋」
カッシー
「クリエイター支援5年間の統計爆発!結論:あなたの未来を変えるのは◯◯するだけだ!」
2017年「集え!3年後の自分へ爆裂ダーッシュ!クリエイター200人祭り!」

南健太郎(グロースハッカー)
「就職を選ばず新卒フリーランス3年、エマ・ワトソンに恋した文系大学出身20代がプログラマーになったワケ」
haiji(イラストレーター)
「営業が怖いと思っているあなたへ。ほっこり癒し系イラストレーターが東京営業から学んだ企業が求めていること」
岡森陽子(貼り絵作家)
「ワードもエクセルも知らなかった、SNSって何?コピペって呪文?〜もしアナログ一筋のアート作家が「IT・Webマーケティング」を学んだら〜」
カッシー
「クリエイター支援の立場から伝えたい。クリエイターの現状と次世代クリエイターに必要なこと。」
2018年「爆誕!3年後には最強のワイ!悩みを狙い撃ち!クリエイター200人祭り」

山本まゆ(Webデザイナー)
「悩みまくり20代Webデザイナーのどうしよ平八郎の乱な日々。 大事なことはデザインの考え方と同じだった。」
谷町クダリ(イラストレーター)
「苦手意識を駆逐せよ!イラストで食べていきたいならビジネス知識を身につけよう!」
ミナミシゲユキ(ビデオグラファー)
「パパ、いつ帰ってくるの…?娘に言葉を返せなかったパパクリエイターが家庭を取り戻すために独立を決意した話」
高田久紀(グラフィックデザイナー・講師・キュレーター)
「関西クリエイターの想いを胸に!「やっていける」クリエイターから「自分で道を創れる」クリエイターへ!」
どうです?登壇者がどうであれ、タイトルだけでも聞きたい身近な這い上がりストーリー話がたくさんではないでしょうか?
正直このイベント登壇は難しく、クリエイターとしては自分で納得して立派なところを伝えたいでしょう。でもそれをぐっとこらえて、少し未熟な面、だけどこれから頑張ろうって話してもらう特徴があります。完成されすぎると実感わかない、短すぎても人に興味持ってもらえないという危ない橋を渡っています。
これができるのは収益目的のイベントではなく、クリエイター自身が過去の自分に伝えたいコンセプトを軸にイベントを組み立てているからこと成り立ちます。
コミュ症、ぼっちでも安心のイベント設計

クリエイター祭りの参加者から自然と発生したのが「名刺置き場」です。Twitter上ではこれが一番事前に盛り上がります!
クリエイターという性格ゆえ、個性豊かな名刺がたくさん手に入るのは嬉しいです!
もともとは第一回目のとき、コミュニケーションスペースとして大きいコルクボードを置いて付箋でメッセージを貼れる状態にしていたのがことの始まりです。2回目、3回目と勝手にPRスペースとなり自然に皆さん名刺を置くようになっていきました。
そして4回目となる2018年。当日会場セッティング中に「あ、これは足りないわ・・・」と急遽スペースを倍にする対応をとったほど盛況です。
今回の東京はコレに加えてポートフォリオも見えるように置くそうなので僕も楽しみです!
また、交流会は居酒屋とかではなく「カフェ交流会」と銘打って気軽に安く、喋りメインで参加できる場をご用意しています。
「みんなともっと話したい」
「飲み代4000円や5000円かかるのはちょっと・・」
「私お酒飲まないのにな・・・」
という人にはこのカフェ交流会は非常に参加しやすいと思います!
より自分のことを知るための多数決
2018年のTwitterトレンド入りを果たしたのがコレ。
どちらの意見が多いか多数決するというのをその場でスマホでリアルタイム集計するコンテンツ。
Googleのfirebaseを使ってシステム組んでいます。

その場でリアルタイム性があるコンテンツでかつ、聞きにくい質問も聞くことができるのでなかなか突っ込んだ質問ができます。
<過去の質問例>
・Win or Macどっち使ってる?
・Ps派?Ai派?
・将来独立したい?
・将来チームで仕事したい?
・貯金100万ある?
・週7年収1000万と週3年収200万どっちがいい?
昨年の様子や質問はぜひコチラを見てもらうと良いです。
クリエイターが揃うと凄いんだぞ証明

昨年のクリエイター祭りの活動をもしも企業が発注したとしたらどれくらいかかるか試算したことがあります。
イベントスタッフ、音響、LP、広報、台本、スポンサー集め、チラシやイラスト、ついて多数決のシステム、などなど。これらを全部含めるとトータル1000万規模の経済活動をしたことになります。(実際は売り上げはほぼ数万も残りませんのでいかにイベントで収益をあげるのが難しいか感じます。皆さんライブなど行ったらグッズ買いましょうw)
クリエイターが本気を出せばどれだけPRができるか、面白い企画ができるかといった実践も兼ねています。この体験を通じてフリーランス体験のようにSNSの運用の温度感がわかった。文章のライティングがわかった。営業がわかったなど運営するのは大変ですが、個人や企業ではできない体験としてアウトプットしています。
一人一人の想いがこれからのクリエイター業界を作っていく、そんな一体感を感じる場所

クリエイター祭りはかなり一方的なイベントというより、話を聞いて横の人と話したり、Twitterで感想シェアしたりとクリエイターらしく楽しむイベントです。
「ぜひともTwitterで参加表明してるあの人に会いに行こう!」
「友達誘ってクリエイター友達増やそう!」
「名刺配りたいし、他の人の名刺も気になる!」
「私って少数派?多数派?みんなどうしてるのか気になる!」
「他業種クリエイターの方と知り合いたい!」
こんな感覚でぜひ参加していただけると嬉しいです。
これだけでもためになる!豪華な応援メッセージ
スタッフの士気をあげるのに応援メッセージを頂いております。今並べて見ると豪華ですw
2016年
・SEO業界の権威!WEBライダー松尾さん
・イラストレーター/HoneyWorks ヤマコさん
2017年
・「フリーランスで行こう!」著者 ベルリン在住イラストレーター 高田ゲンキさん
2018年
・フリーランスWebデザイナー YATさん
・「クリエイターのための権利の本」著者 イラストレーター spicagraph(角田 綾佳)さん
と毎年豪華に誰かしら影響力ある方にメッセージいただいております!各LPからメッセージ興味があればぜひ読みに行ってみてください。
https://thecreative.jp/bakuhatsu2016/
https://thecreative.jp/bakuhatsu2017/
https://thecreative.jp/bakuhatsu2018/
次の実行委員長やスタッフは参加者の中から
大阪では伝統として実行委員長は参加者の中から僕が主宰するフリーランス・クリエイターギルドTheCreativeに参加していただいた方の中から、ビジネスの勉強やセミナー開催・イベント運営、マーケティングなど学び、そのアウトプットとして実行委員長やスタッフをお願いしています。
非公開ギルドなので表向きほぼ情報はありませんが、もしも自分の人生を変えるためにチャレンジしたい、イベントを通じて僕らの哲学が気に入ってもらえたならば運営までお問い合わせください。
具体的にどんな事教えれるかはこのフリラボに載っている情報で判断してください^^
当日は私カッシー@striveも主宰責任者として現場に居てますよ!
p.s.実はカメラマンは今人気の・・・
第2回目の2016年から記録写真は今人間ラブドール製造所でAmebaTVに取り上げられたりと話題のフォトグラファー「新レイヤさん」にお願いしています。インタビュー記事があるのでよろしければご覧ください。
というわけでクリエイター祭り、少し分かっていただけたでしょうか?「#クリエイター祭り」タグを見てもらうと分かりますが終わったあと感謝の声がたくさんで運営やっててよかったと思う瞬間です。はじめての東京開催、本当に楽しみにしていますので応援よろしくお願いします。
念の為もう一度紹介↓
また、2018年開催のときは僕がOP動画を作ったのですが、AfterEffectsなど技術的な情報を含めたお話はコチラ